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11月のイーハトーヴ [岩手のおいしいもの]

今、岩手をはじめ東北は雪の季節だと思いますが、
なかなか報告できなかった昨年11月にでかけた秋の岩手の旅のことです。
白い海岸風景.jpg
上の写真は、浄土ヶ浜

11月の上旬に盛岡~三陸~花巻をまわりました。
関西の女性7人というにぎやかな旅です。
以前、コングレスバッグの話題で登場したアジア女性自立プロジェクト(AWEP)の仲間たち。
今回の旅の目的は3つ。
1.仕事柄フェアトレードという点で花巻のおいものせなか訪問
2.三陸の地形と津波の防波堤(防潮堤)をみる
3.宮澤賢治の旅

11月上旬の岩手は紅葉の季節後半でした。

1日目
花巻空港についたら、ひやっとしました。冬が近くまで来ているなあという空気です。
まず花巻のフェアトレードショップおいものせなかへ。
おいものせなかへようこそ.jpg あったか色の雑貨たち.jpg 

新田さんがあたたかい豆のスープとお料理を作って待っていてくれました。
お忙しい中、本当にありがとう!
神戸からもってきたパンやチーズとともに
                         ↓ 楽天堂の豆料理キット
                           アフガニスタンの豆スープ
あたたかいお昼ごはん.jpg アフガニスタンの豆スープ.jpg
新田さんとたのしくなごやかに、しばしの歓談。
お店のこと、商品のことなどはなしはつきません。
おいしいものたちで体があたたまりました。ごちそうさまでした。

午後からは盛岡へ移動。
白龍(パイロン)でじゃじゃめんをたべたあと
(あんなにたべたのにまた食べている)、
大好物.jpg

町中の紅葉を見物。岩手公園は赤や黄色に色付く木々たちで公園全体が明るく輝いています。
岩手公園.jpg

土曜日だったので材木町で開催されている「よ市」にもいきました。
ここで岩手のおいしいものをそれぞれおみやげに(友人たちにはお漬物が人気)買占め。
そして、りさちさんと再会。お忙しい中ありがとう。

この日の宿泊は、つなぎ温泉・湖山荘
夕食で使ったお箸にそれぞれ絵を描くと
マイ箸にしておみやげにもたせてくれました。
こういう旅のおみやげいいですね。
It's my HASHI.jpg

2日目
観光タクシー(盛岡のヒノヤタクシーさん)をチャーターして三陸を目指します。
まずは龍泉洞へ。
いつか行きたいと思っていた場所です。
遠くて、交通機関が不便で(私は車を運転できないのです)
なかなかいく機会がありませんでした。
今回念願かないました。
龍がおでむかえ.jpg

地底から透き通った水が湧き出ている場所。
どのくらい深いのでしょう。
神秘のかがやき.jpg

地底探検です。
水の深い青い色は地球の色です。
吸い込まれそう.jpg

龍泉洞観光会館で、10月の東京のファーマーズマーケットでお会いしたHさんとお会いしました。
Hさんのおかげで昼食にはマツタケごはんをいただくこともできました。
ありがとうございます!

食用ほおずき「ほおずきちゃん」と再会。
やっと味わうことができました。
ほおずきちゃん.jpg

プチトマトみたいな形と一口かみしめたときのプチッと感ですが、
香りはマスカットのようなさわやかで甘い香り、かすかにすっぱくて甘い。
おひとつどうぞ.jpg

食用ほおずきの収穫は8月から10月くらいまでとのこと
つまり今回今年最後のぎりぎりな出会いというわけでした。
出会えてよかった。
また来年、ほおずきちゃんと出会える季節がたのしみです。

そして三陸海岸へ。
実はメンバーの一人に地学の先生がいて、昨夜「リアス式海岸はどうしてできるのか?」というおはなしをしてくれました。
たしか中学や高校の理科の授業で聞いたような・・・地形の沈降と隆起という言葉を思い出しながら眠たさも相まって記憶があやふや。
浄土が浜にいく途中、
美しい海辺の景色の解説をしてくださる運転手さんの言葉を突然さえぎり、
「とめてっ!」
津波の防波堤(防潮堤)の前で車をとめてもらいます。
タクシーの運転手さんに「あなたたち何者?」と不思議がられました(ふふふっ)。
津波がきませんように.jpg
↑ 向こうに見えるのが防波堤(防潮堤)、津波警報が出ると扉が閉まります。

三陸の津波に関しては、宮沢賢治ともつながりがあります。
彼が生まれた年(明治29(1896)年)の6月と、
亡くなった年(昭和8(1933)年の3月に記録的な大きな津波がきて大きな被害がでています。

そして車は浄土が浜へ。
やっとこさたどりつきました.jpg

波で削られ、丸くあたたかみのある白い石の敷き詰められた砂浜(石浜というのか??)が幻想的です。
浄土が浜.jpg

極楽浄土に続く道もこんなに白いのでしょうか。

ここには宮澤賢治詩碑があります。
1996年建立と記録がありました。宮沢賢治生誕百年の年。
浄土が浜で賢治さんのことばと出会う.jpg
うるはしの 海のビロード昆布らは 寂光のはまに敷かれひかりぬ
宮沢賢治

彼は21歳のとき、大正6(1917)年7月に花巻町有志による東海岸実業視察団に参加し、
そのとき浄土が浜を訪れています。
刻まれている短歌はこの旅の帰路、友人・保阪嘉内にあてた葉書に書かれている六首の短歌のうちの一首です。
 
・・・・・・・・・・・・
しかし盛岡から三陸は遠かった。
車に乗って移動するだけで結構疲れました。
岩手をよく知る人にたずねたら、三陸の度は日帰りではなく、
どこかで1泊か2泊してゆっくりまわったほうがいいと。
たしかに、そうかもしれません(次回は三陸鉄道にも乗ってみたい)。

浄土が浜からの帰り道は静かな車内。
けれども途中、道の駅(「どしんっ」もここで買いました)につくとまた元気になる。
タクシーの運転手さんもお疲れだったはずです。
ひたすらにぎやかな関西の女性たちを相手に一日ありがとうございました。

その日の夜は私の大好きな大沢温泉。自炊部に泊まりました。
さすがに11月の大沢は寒い。
通された部屋でも白い息がでます。
けれどもこたつにストーブで快適です。
ゆっくりのんびりすごしました。

大沢温泉の秋.jpg

朝、露天風呂へ!
大沢温泉曲がり橋から.jpg

川べりの露天風呂は気持ちよい。
湯けむり.jpg

3日目は花巻の町歩きをしました。
宮沢賢治記念館にでかけ
マルカンデパートの大きなソフトをたいらげ、白金豚やそばを味わい・・・。
いつもは一人でうろうろしている岩手の旅ですが、こうして仲間がいる旅もいいですね。
つねにしゃべって、笑って、食べて
充実した3日間でした。
AWEPのみなさまどうもありがとうございました。
またいきましょうね。


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コメント 2

I

2009年が始まりました。
ゆきねこさんとの出会いから、賢治さんの世界の扉が大きく開けられました。
浄土ヶ浜の景色は、ほんとうに極楽浄土を感じるような清い景観ですね。白い砂浜の沖縄や、竜馬さんが太平洋を眺めた桂浜、千葉の九十九里浜などと全然違う・・・。
どうして、「浄土」という名がついたのかがつたわる、深く心に残る海岸です。
今年も、賢治さんの心象風景を教えてくださいね。よろしくお願いします。
by I (2009-01-11 21:47) 

ゆきねこ

Iさん コメントをありがとうございました。
こちらこそ岩手の旅ではIさんが
リアス式海岸や三陸の津波のことを教えてくださったおかげで、
旅が一層充実したものになりました。
ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。
by ゆきねこ (2009-01-12 12:43) 

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