小学6年生と賢治を叫ぶ2010 [宮沢賢治]
昨年に続き、今年も10月某日
芦屋市立朝日ヶ丘小学校の6年生のみなさんと
宮沢賢治の作品世界を楽しむ授業をしました。
私が小学4年生の時に担任だったT先生が、
この小学校にいらっしゃるのがご縁で、
ちょうど2学期に国語で「やまなし」と出会うみなさんに
賢治の作品世界と岩手のことを紹介することが
T先生からいただいた「宿題」となり・・・
今年は2週続けて約80名の生徒のみなさんと
授業をすることになりました。
1週目は賢治さんの作品紹介や、
9月に旅をした岩手の写真をみていただいたり
「風の又三郎」の「どっどど どどうど」をみんなで声を出して読んでみたり。
ちょうど連休明けの午後だったので、
眠たかったり、集中力が切れちゃったりする時間帯で
時折、ざわざわざわー、ざわざわーとなりながらも
みなさんはじめてみる岩手の風景(岩手に出かけたことない人ばかりだったので)や
賢治作品のことばをたのしんでくれた、かな。
さて2週目は
がんづき作りに挑戦です。
がんづきは賢治作品に出てくるわけではありませんが
岩手の花巻、一関周辺(県央)のおやつ・小昼(こびる)として
地元で愛されているたべものです。
仙台あたりにもあるようですが、
関西にはない美味しいお菓子。
生地の作り方や、蒸し器の蓋をあけるとき
その膨らんだ様子がたのしいのです。
そんな岩手のおいしいものを小学6年のみなさんと作ることにしました。
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このブログでご紹介できていなかったのですが、
実はこの3月には大阪の鯰江東小学校でも
土曜学校で有志の生徒のみなさんとお母さん方とで
がんづき作りをしました。
このときは、叶桂子さんの朗読もあり、
校長先生が賢治が推奨していたお米・陸羽132号の生産者を探されて
このお米をおにぎりにしていただいたりと
大阪で賢治さんと岩手の美味しいもので和やかな時間をすごしたのでした。
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さて、話はもどって朝日ヶ丘小学校の調理室
作り方の説明のあと
がんづき作りスタート
本日の材料はT先生がこだわりの国産食材を集めてくださり、
学校でみんなでつくったというサツマイモも入れることになりました。
サツマイモをきって
材料をはかって、材料をまぜて
蒸し器にいれる。しばらく蒸したら、
ごまをふる。
できあがったらあおぐとツヤがでます。
みんなで、あおげー
おんなじ材料でおんなじ分量のはずなのに
できあがったがんづきの顔はさまざま
午前、午後で10個のがんづきができました。
試食の前に、給食の時間です。
私には久々の給食!
本日の献立です。
食器は陶器製です。
1枚1000円すると聞きました。
先生からのリクエストで私が小学校時代の給食のはなしもしました。
・今は紙パックの牛乳ですが、当時は瓶で、
小さな針のついたプラスチック製のふた開けグッズが必携だったこと
(知っている人います、よね!?)
・ごはん給食は月に1回か2回くらいでほとんど毎日パンだったこと。
・毎週金曜日はキナコパンだったこと
(これ、私はあんまり好きじゃなかったんです。好きな人は多かったけれど)。
・食器はみんなアルミ製だったこと・・・などなど。
みんな、へえーなんて聞いてくれていたけれど、想像できなかったんじゃないかなあ。
先生から「おかわり食べたい人」と声がかかると
男の子たちがどやどや。
お皿に大もりに盛り付けられたごはんやおかずを
みんなぺろりとたいらげていました。
給食が終わって、
おまちかね「がんづき」の試食タイム。
サツマイモ入りがんづき
どれも失敗なくおいしくできていました。
みんなでむしゃむしゃ。
時間があったので「やまなし」を読みました。
「やなまし」と「がんづき」と「岩手のはなし」
楽しんでいただけていたら幸いです。
小学生のみなさんと賢治作品や岩手のことが語れる
私にとてもめったにない楽しい機会でした。
生徒のみなさん、T先生、K先生ありがとうございました。








>「がんづき」
初めて聞きましたが、これは蒸しパンのようなものですか?
美味しそうですね。
by アヨアン・イゴカー (2010-11-09 23:52)
アヨアン・イゴカーさま コメントありがとうございます。
そうです。むしパンのようなお菓子です。
しかし材料には小麦粉、砂糖(白と黒半々)、はちみつ、牛乳、卵、重層、ごま、のほかに醤油、サラダ油、酢も使います。
岩手では小昼(こびる)といって農作業などの合間の
小腹のすいた時に食べる料理・おやつがあるのですが
がんづきもその中のひとつです。
ふかふかしておいしいですよ。
by ゆきねこ (2010-11-16 10:58)