So-net無料ブログ作成
検索選択

新刊です 賢治本いろいろ [宮沢賢治]

久々に、本のご紹介。
今回はトマトではなくて、「ほんたう」の賢治関連の新刊本です。
  ・・・といっても少し前に発刊されたものもありますが。
1.jpg
この春以降、またぼちぼち賢治関連の本の出版が増えてきたように思います。
そんな本たちは数あれど、
ここ2カ月くらいの間に大変身近に出会った本を発行日順にご紹介させていただきます、

『ワルトラワラ 37号』 (ワルトラワラの会)
  このブログの更新をさぼっていてご紹介するのが遅くなりましたが
  2014年3月発行です。 
  このブログではおなじみの宮沢賢治の研究誌です。
  (問い合わせ先はこちらを→  )
3.jpg
  
 
【もくじ】
  花巻農業高校と早池峰山 「滝田恒男のスケッチ行脚」 滝田恒男
  イーハトーヴ写真館「かげといかりのひとくさりづつ」 松田司郎
  イーハトーヴ風景館「春雲の岩手山」 松田一郎
  宮沢賢治の深層(かなた)へ「新・心象スケッチ論」 第1部 歩行スケッチ 松田司郎
  インドラ・ウェブ「新しい綺麗な空気をさはやかにはき出すのでした」 牛崎敏哉
  「狼森と笊森、盗森」の異聞(上)」 岡澤敏男
  賢治エピソード落穂拾い「宮沢町と十字屋」 泉沢善雄
  宮沢賢治のプラネタリウム「天文少年宮沢賢治(3)」 加倉井厚夫
  イーハトーヴ料理館「べんじぇもの」 中野由貴
  イーハトーヴ切り絵日記「楢の木大学士の野宿」 林敦子
  イーハトーブ・ガーデン「こぼれ話(1)」 赤田秀子
  ユングを訪ねて「私の世界、神の世界」 松田司郎
  もうひとつのイーハトーブ物語「私のなかの「鹿踊り」第1章「鹿踊りのはじまり」」 松田司郎
  イーハトーブスケッチ散歩「注文の多い料理店」 宮沢俊司
   ・・・ほか近刊案内、編集後記など
  
  

ワルトラワラの創刊号の発行が1994年4月なので、
今回の37号でちょうど20年を迎えました。
・・・ということは、
私も誌面に関わらせていただき20年ということです(うひゃ~)。
・・・ということは、岩手に通い始めてからも20年が経ったということです!
嗚呼、成人式。ありがたいです。
松田司郎編集長、これからもよろしくお願いいたします。


別冊太陽 日本のこころ218
『宮澤賢治 おれはひとりの修羅なのだ』 (平凡社)
 
2014年5月発行です。
http://www.heibonsha.co.jp/book/b176588.html
 

新しく手にした本や雑誌で、まず、目次を開いた時、
知っている人の名前を見つけるとうれしくなるものですが、
監修者の栗原敦氏、杉浦静氏をはじめ
筆者の多くが、宮沢賢治学会イーハトーブセンターのセミナーや懇親会
毎年9月の花巻などでお会いしている方たちでした。
だから、それぞれのページで
ことばや行間からあらわれくる筆者の気配を身近に、わくわくと読み進めています。
  ・・・実は読むところが多くて、まだ読破しておらず・・・
2.jpg
もちろんそんな個人的な意識だけではなくて、
5つに分けられた評伝や、作品世界、
実践していた活動分野などからのそれぞれの専門家による考察も、
またあらゆる方角から賢治を見つめ、読ませる構成になっており、
資料図版なども充実しています。

宮沢賢治は、決して雲の上の遠い人ではなくて
たしかに80年前、岩手という地に生きていたのだ、
想像力を宇宙まで拡げてあらゆることを考えていたのだ、
そして書いていたのだ、と
しっかりと地に足のついた一人の「人間」としての宮沢賢治が伝わってくる1冊でした。

【もくじ】 ~ざっとタイトルだけでごめんなさい。
  評伝 一 世界のなりたち
 
      二 遠いはじまり
      三 よろこびの先に
      四 独居自耕のくらし
      五 あらたなるよきみち
  少年小説
  賢治世界 「食」「音楽」「鉄道」「温泉」「石」「星」
  賢治手記考
  賢治受容史 亡くなってからの賢治
  宮沢賢治略年譜 関連施設
 

気になる方はこちらを http://www.heibonsha.co.jp/book/b176588.html


『賢治学』 第1輯: 特集 岩手大学と宮澤賢治』 
岩手大学宮沢賢治センター 編
 (東海大学出版部 http://www.press.tokai.ac.jp/top.jsp )
 
2014年6月1日発行です。

昔の教科書風な装丁が、これからみんなで賢治さんのことを想いながら
机を並べて(それも木の机)、たのしい授業が始まるような雰囲気。
4.jpg
宮沢賢治が卒業した盛岡高等農林学校は、
現在の岩手大学農学部の前身です。
そんな岩手大学に、2006年、宮沢賢治を単なる研究という域のみではなく、
賢治を慕う人たちの交流の場として
岩手大学・宮澤賢治センター http://kenji.cg.cis.iwate-u.ac.jp/ が発足しました。
そしてセンターから従来発行されてきた通信「センター通信」に代わり発刊されたのが
この『賢治学』です。

思いがけず声をかけていただき、私も第1号の仲間に入れていただき、
盛岡高等農林学校の農産加工の授業で使われていた農産加工物レッテル(ラベル)について
書かせていただきました。
このラベルとの出会いは花巻のTさんからのご縁です。
そしてこのラベルを通し、また新たにいろんな人とのつながりが生まれました。
私にとってはこういう出会いこそが『賢治学』です。

 くわしい目次ほか詳細はこちらを→★

【もくじ】 ~ざっとタイトルだけでごめんなさい。
  『賢治学』 創刊によせて
  『賢治学』 発刊にあたって
  特集 岩手大学と宮澤賢治
  コラム それぞれの賢治
  宮澤賢治センター通信より
  フォーラム「賢治学」
  編集後記

これから年1回発刊される予定です。第2輯も今から楽しみです。 


コメント(0) 
共通テーマ:blog

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント