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シコクビエの脱穀 [野菜たち]

今頃の更新となりましたが・・・
昨年12月にでかけた、こんにゃく作りのときに
 その報告→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-12-17

シコクビエという雑穀の脱穀も体験させてもらいました。
(土井さんありがとうございました)
私にとって雑穀と言えば花巻、へっちょこだんご、おもしろい穀物
つまり花巻で雑穀ファンになった一人。
 このブログでの雑穀記事一覧はこちら→★
そんなわけこんにゃく作りの会場の納屋には
こんな風に
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雑穀が干されていたので気になっていたのです。

これはシコクビエという雑穀とのこと。
ヒエだったら岩手県花巻市は生産量日本一と聞きますが、
この雑穀は花巻では見たことがありません。
私にとって初めてであった雑穀でした。

調べてみたら

シコクビエは英語ではフィンガーミレット。
西アフリカが発祥で
米食になる以前の日本で作られていた雑穀のひとつ。
インドやネパールでは現在でも重要な主食料。
消化の良さと栄養価の高い雑穀のようです。
 参考文献
 『そだててあそぼうアワ・ヒエ・キビの絵本』農文協
 『雑穀の書』大谷ゆみこ 木楽舎
   (『雑穀の書』にはシコクビエのレシピが2つでていました)       
 そのほか参照にウィキペデア「シコクビエ」はこちら★

 
そんな日本古来からある雑穀シコクビエの脱穀
一度やってみたかったのです。
今回まさに先に紹介した『そだててあそぼう・・・』の
「脱穀しよう」というページのように家庭的な脱穀体験をさせていただきました。

乾かしたシコクビエを穂から実をおとします
からとりには、今回のように少量なら水稲のパレットが便利とのこと。
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ざらざらととれていく感じ。
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こんな風にすっかり実がとれてしまいます。
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風でカラをとばします。
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うちわであおぐと結構とれる。

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こまかいつぶつぶ~このひと粒がシコクビエ。
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なんどか風に当てるとごみやカラがとれて粒だけになります。本当に小さな粒です!
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雑穀も精白できるという家庭用精米機で精白(ぬかをとりのぞく)します。
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フライパンで炒ります。
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最後に粉ひきで微細な粉末になりました。
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人力だと、ぐるぐるまわしてもなかなかでてきません。
粉ひきの水車って偉いんだなあと思います。

ふさふさと束ねてあった穂からとれたのは
小さなどんぶり半分くらい。貴重な収穫です。
シコクビエは熱湯で練るだけで火が通りたべられるそうで、
会場でいただきました。左上のおわん(すでにほとんどなくなっているけれど)
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香ばしくてコクのある味です。タカキビと似ていました。

大さじ2ほどいただいて帰りました。
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見た目はきなこですが、このままぺろっとなめるとほかの雑穀粉と同じくざらざらです。

タカキビと味がにていたので
岩手県の二戸地方の郷土料理「へっちょこだんご」をつくりました。
 以前作ったへっちょこ団子の記事は
 こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2011-01-16

水で練ってまるめて
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小さく丸めて、真ん中をへこまします。
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薄めにしあげたおぜんざい(今回あずきは市販の缶詰)に
直接入れて煮ます。お団子がうきあがったらできあがり。
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シコクビエのへっちょこだんご
もちもちしてこうばしくておいしかったですよ。
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ごちそうさまでした。


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美方郡香美町 の いご芋 [野菜たち]

ひとつ前の記事の続き
11月の在来里芋の会からの後日談
すでにたべてしまったひょうごの里芋の報告 その2

 当日の会の様子はこちらをごらんください
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-11-26

いご芋(いごいも・美方郡香美町 みかたぐんかみちょう)
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私は長らく兵庫県民ですが、香美町には行ったことのない私の知らない兵庫。
兵庫は広い(岩手県のほうが県内で出かけたことのある場所が多くなってしまった)。

香美町小代地区(かみちょうおじろちく)で
ずっと昔から作られてきた里芋だということです。
「いご」の意味はわかりません・・・以後?囲碁?そんなわけないか!?
なんでしょう。
11月の会では標本展示
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ひときわ大きくてめだっていました。
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現在では自家菜園で数名の方が栽培しているだけの幻の里芋だそうです。


それにしてもこの形がおもしろいなあ。細長くてひょろりんひょろりん。
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お料理するにはめんどくさそう・・・と見ていたら
ご縁あって? 11月の会で分けていただき自宅で試食しました。

したごしらえはやっぱりめんどくさかったです。
でもそれ以上に、この芋のやわらかさと
濃い(といっていいのかな)芋の味に感激。
レンジでチンしてもすぐに火がとおってしまって、
すこしおおげさにいえば
皮をむくとクリーム状になってしまう感じです。


芋煮つくりました
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形がくずれてしまって、細長い形をお料理に生かせられずごめんなさい。
とろっとして、ほっこりとした汁ものができました。
きっともうこの先食べられないよ~と心していただきました。
ごちそうさまでした。

前の記事の「姫路のえび芋」、そして「いご芋」
それから「大門のさと芋」(西脇市)、「小野芋」(出石町)、「田能芋」(尼崎)、
これらの里芋のくわしいことは

『ひょうごの在来作物』に詳しく載っています。
気になる方は読んでみてくださいね。
こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-06-14
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姫路 の えび芋 [野菜たち]

11月の在来里芋の会からの後日談
 当日の会の様子はこちらをごらんください
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-11-26
 兵庫県下の希少な里芋を見たり食べたり貴重な体験をしました。
 その際、わけていただいた里芋のことを備忘録的にご紹介。
 (すでに食べてしまった後日談です)

姫路えびいも(ひめじえびいも・姫路市)
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えび芋は、京野菜としても有名で
ずんぐり細長い形と縞模様が海老のようだからこの名がついているようですが、
品種名は「唐の芋」というそうです。
姫路では作られて100年の歴史ある里芋とのこと。
(参考『ひょうごの在来作物』
 ひょうごの在来種保存会・編著 神戸新聞総合出版センター)

11月の食べる会では蒸したものと、芋煮をいただきました。
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むっちりとしてほくほく食べごたえのある里芋でした。
私は蒸した里芋を醤油とおろししょうがでいただくのが一番好きなのですが
えび芋はそうやってたべると、まあおいしい!という感じでとまらなくなるんです。

けれどもお料理も作りましたよ。
えび芋とイカの煮物 
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あ、写真・・・と思った時にはもうわずか!
そんなわけでこんな1枚ですが記録の載せておきます。

里芋は皮むきが大変ですが、手間がかからず、無駄のないのは
洗って、耐熱性のボールにいれてラップをかけ500wのレンジで5~10分チンするか、
たっぷりの水をいれた鍋に入れ沸騰させて10~15分ゆでこぼし、
そのあと冷水につけると皮がつるっとむきやすいです
(これは下ごしらえなので芋の中まで火は通っていないです)。

このお正月の季節つながりで・・・
おせちに里芋が入ってるのは
「里芋」は子芋がたくさんついているところから
 ↓ こんな風に(11月の会で展示されていたえび芋)
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<子宝にめぐまれますように>という願いが込められているからだとか。
そして「海老」は<腰が曲がるまで長生きできますように>という願いが込められているそうなので
「えび芋」は<健康長寿><子孫繁栄>二つの意味を持つおめでたい里芋ってことになりますね。



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灰汁凝固のこんにゃくつくり [野菜たち]

2017年12月17日 今季一番の冷え込みという日曜日 
お米の勉強会主催のこんにゃく作りの会に参加させていただきました。
我が家では、おでんや田楽、お鍋にも欠かせないこんにゃく。
こんにゃく芋から一度作ってみたかったのです。
会場は兵庫県三田市のホタル農場さん

材料は丹後の在来種のこんにゃく芋。3年物です。
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大変ごつごつして大きいのですが、大きすぎてもおいしくないそうで、
今回の芋が一番いい大きさ(中くらい)とのこと。
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こんにゃく芋の生産者 堀田さんからお話しをうかがいました。
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今回は丹後流のこんにゃくの作り方で行います。
生のままおろしたものを火にかけて作っていきます。
まず皮つきのまま芋を蒸していくやり方もあるそうです。

そしてもうひとつ大切な材料は木杯の灰汁(あく)です。
市販のほとんどものは石灰を使い、工場で作っていますが、
元々は稲わらなど農作業からでてくるもので灰汁をつくり
それでこんにゃくをつくっていたのです。無駄のない循環がそこにありますね。
けれどもこのごろは灰の出る農作業も減ったので、灰汁を作るための材料探しから大変なのだそうです。
そしてよい灰汁とは、あくの作り方など・・・灰汁の世界、奥が深いです!
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 その灰汁は、今回は出来上がりまで一日以上かかるものなので、事前に用意して下さっていました。

そしてこんにゃくつくりスタート。
芋を洗うところから。 
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このままでは決して食べられないこんにゃく芋。
食べてしまったら・・・痛いとかそんなのを通り越して食道から胃、腸におりて行くのがわかる・・・なんてお話も聞きました。もう本当に大変なことになりますので要注意。

芋を切っていきます。
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それにしても
そのままたべたら危険な芋を、灰汁と混ぜて、煮て、さらせばおいしいたべものになるなことを誰が発見したのだろう。
こんにゃくだけにかぎりませんけどね、いろいろありますよね、世の中のちょっと変わって見える食べ物たち。
それらを最初に食べた人や、食べ方を考えだした人ってすごいなとおもいます。

誰かわからない歴史のかげにかくれている偉人です。そしてさらにその陰には命を落とした人もきっといるはず。
だからこその「いただきます」と「ごちそうさま」
やっぱり食べ物は感謝していただかなくてはね、と思わずにはいられません。

さてさて、こんにゃく作りに戻りましょう~~~
手が荒れないように手袋をして切っていきます。
切ったところから空気に触れると芋の表面は淡いピンク色になっていきました。

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2cm程度の角切りにしたものを水を加えてミキサーにかけてどろどろにします。
芋の水分量によって加える水も調整します。
どろどろになるまで火にかけます。20分くらい。
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ほどよい硬さまで練り込んだら、たらいにうつして人肌くらいまで冷まします。

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ここに灰汁を加えます。
今回はクヌギとソバガラからそれぞれつくった灰汁。
クヌギは茶道で使う高級炭の菊炭を作った際にできた灰とのこと。
ソバガラも有機でつくったそばから出たものを燃やしてつくったそうです。
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灰汁からして、ぜいたくな今回の講座です。
灰汁の濃さによって加える分量も違ってきます。 この見極めが難しい。

灰汁を加えるとだんだんかたまってきます。 丸めてゆでます。
こんにゃくがまだひと肌にあたたかくて、この日の寒さの中、
あったかい~」とほっこりしてしまった。
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板こんにゃくを作る道具も登場です。
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板状に敷き詰めたこんにゃくをへらで切り分けて湯に入れていくのです。
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こうやってつくるか~と知らないことばかり。 表裏書く15分ずつの計30分程度煮込んで
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水にさらして出来上がりです。
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最初薄ピンク色だったこんにゃくが、だんだん白くなり、

そして水につけて冷めていくと薄いグレーの色になっていきます。

灰汁が織りなす化学変化ですね。

できあがったこんにゃくたち・・・個性色々。

お昼ごはんの時間
お米の勉強会のみなさんが用意してくださった数々のおかずと
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お釜で炊いたごはんは、この農場でできたお米と、大豆。大豆の名前は「シャッキンナシ」。
借金しないでいいほど採れる大豆、というありがたい名前の大豆。甘味がありました。
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申込書には「軽食付き」とあったのですが、
しっかりお昼ごはんです。いただきます!
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できたてのこんにゃくもいただきました。
こんにゃくの刺身、お醤油もお米の勉強会で作った手作り醤油でいただきました。
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こんにゃく芋はミキサーをつかったので、全くなめらかというわけではなくて、
すりおろしたとろろ芋のようなずるずるっとした、あらびき食感があり、
それがかえってとてもいい感じ。やわらかくてぷるんぷるんとしたこんにゃくでした。
やわらかいのは芋の水分が多かったのと、灰汁の濃さの様子によるのだそうですが、
この「ぷるんとろん」の感じがとってもいいです。
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ポン酢や、きなこ和えてもおいしそう!

昼食が終わって、残りのこんにゃく作りも続けました。
それにしても手間暇かかるこんにゃく作り、これからこんにゃくを見る目が少し変わりそうです。
めったにない経験をさせていただきました。
あっという間の1日でしたが、楽しかった~~!
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お米の勉強会のみなさま、生産者の堀田さん
どうもありがとうございました。

合間に、雑穀のシコクビエの脱穀から粉ひきまで作業したり
お醤油蔵をみせてもらったりしましたが、これは続きの記事で!
【追記 2018.1.22】
 シコクビエの脱穀の記事はこちらご覧ください
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-01-22



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青味大根 届く! [野菜たち]

7月のひょうごの在来種保存会・夏の見学会で出会った
兵庫県西宮市の船坂でかつて特産だった野菜
青味大根(あおみだいこん)。
 こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

船坂では2年前からもう作られておらず、
「それぞれの場所で育てて下さい」と生産者の方から種をわけてもらいました。
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種・・・どうしよう。
我が家でプランターで育てるのはかわいそうな気がして、
だけど見学会で見たこと聞いたことをふりかえれば
我が家で種のまま絶えさせてはいけない。

うさぽんさんに、この「かくかくしがじか」を連絡しました。
「育ててもらえませんか」~~~8月上旬のこと。
するとうさぽんさんからありがたいお返事。
ブログにも書いていただきました。
こちら→https://blogs.yahoo.co.jp/soymononoke2000/41826045.html

本当に厚かましいお願だったにもかかわらず、
そうして広島に旅立っていた青味大根の種。
8月29日播種。
イメージ 3
(うさぽんさんのブログから写真お借りしました)

そして11月にさといもの会にあわせてこんなありがたい連絡が。

  今、例の青味大根が順調に育ってますけどその会に合わせて何本か送ろうか?
  タネを頂いたのも、何かのご縁だし・・・・
  お芋じゃないのが痛恨だけど!
  ああ、私も来年はサトイモ植えてみたいな

さらに収穫の写真も送っていただき、わ~~立派に育っている。
うさぽんさん収穫.jpg

そして11月25日に届いた!
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30センチのものさしと写真。立派な姿になって・・・涙。
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すらっとしています。
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さといもの会でもスタッフのKさんにお伝えして報告させていただきました。
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本来はさしみのつまなどに添えるの、でもっと小さいうちに収穫するそうですが、
煮ものにむいているかも、とKさん談。

我が家でおみそ汁の具にしてみたら、たしかにに崩れないし、
味が染みておいしい。

そのままかじってみても、がりっでも、さくっでもなくて、身がしっかりして、味が濃い感じ。
水分が多すぎてべちゃっとして味の薄い大根に時々会いますが、その反対。
ぴっりと辛いところもあって、生のままでも美味しいし、煮てもに崩れないので使いやすい。
葉っぱは細かく刻んで炒めて佃煮風のごはんのおともをつくったり、
残りはかるくゆがいて冷凍庫に。

そういうわけで、作ってみたもの
まずは大根おろしにして、おろしそば
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おみそ汁の具の写真はなし。
だいこんと鶏の煮もの・・・・も写真なし、すみません。
本当に煮ものは煮崩れしなくて、味がよく染みて、青味大根おいしいです。

うすく切って、オリーブオイルと塩で
大根のカルパッチョ(サラダ)にもしてみました。葉っぱのところは塩もみしました。
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色々試しています 青味大根も奥が深い野菜、そしておいしさでした。
あの種から、約3カ月後、こうして味わえるなんて・・・思ってもいませんでした。
うさぽんさん重ね重ねありがとうございました!

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兵庫県の 在来さといもを食べる会 [野菜たち]

先日ご案内させていただいた
2017年11月26日開催の
ひょうごの在来種保存会の「在来さといもを食べる会」に参加しました。
こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-11-03

さといもについての講演と、
兵庫県下の希少な、さといも5種の試食をしました。

私は調理スタッフとしてかかわらせていただきましたが、
普段なかなか出会えない兵庫県下の在来さといもを目の前にしてわくわくでした。
まさに、さといもづくしの1日でした!
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会場のコミスタ神戸・調理室
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さといもの標本がずらり並んでいます。
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「今回を逃すともうこんな機会はありませんよ」とは
スタッフの小林さんと土井さんの弁。
お二人が兵庫県中を駆けまわって集めた標本です。お疲れさまでした!

今回、試食したさといもは 次の5種
 田能芋(たのういも・尼崎市)
 矢問芋(やとういも・川西市)
 鹿塩芋(かしおいも・宝塚市)
 姫路えびいも(ひめじえびいも・姫路市)
 八幡芋(やはたいも・福崎郡福崎町)

どれもそれぞれの土地で作られて100年以上の歴史あるさといもたちです。
しかし現在では数軒の生産者や、オーナー制、市民農園、自家菜園で数人で作っている
「幻」にちかづいているさといもたち。
つまり今回「もうこんな機会は・・・」というには、そんな理由もあったのです。

そのほか展示のみ(見ただけ)のさといもは
 小野芋(豊岡市)
 いご芋(美方郡香美町)
 大門のさといも(西脇市)
 天内芋(あもちいも・篠山市)
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ミニ講演「サトイモ在来品種の調理特性」
奈良県農業研究開発センター育種科
野菜栽培ユニット総括研究員  西本登志さん
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人それぞれなように、さといもも形や食感などの特性、そして出身地(歴史)もいろいろ。
それぞれのさといもの特性を知ることで調理方法もそれぞれ向き不向きがあるんだということを
教えていただきました。
昭和の八百屋さんの野菜の知識、どうやって食べたら一番おいしいか助言してくれる八百屋さんはかっこよかった・・・のエピソードには同感でした。
最近ではほとんどがスーパーなどの量販店で、買い物の形態も変わってしまって売る人と買う人の会話の場所がなくなったなあと。「生の」情報交換が珍しいことになってしまった(ついつい同じことが本屋さんにもあるなあと、想いが拡がってしまう・・・)。

講演のあとは5種のさといもの試食タイムです。
まずは「蒸す」同じ条件で20分蒸し器で蒸したものを食べ比べました。
部屋の中さといものほっこりしたかおりでいっぱい。
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上から右回りに
 田能芋、矢問芋、鹿塩芋、姫路えびいも、八幡芋
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むっちりしていたり、ほくっとしていたり
甘味を強く感じたり、野趣あふれた味がしたり、それぞれ。

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途中で、今回の登場したさといもの中で「田能芋」「矢問芋」の生産者の方からのおはなしもありました。
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次に「煮る」で試食をしました。
だしや、材料の分量を同じにして「いも煮」を参加者全員でつくりました。

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いも煮は、山形をはじめ主に東北一円で食べられています。
主な具材はさといも、ごぼう、にんじん、きのこ、こんにゃく、長ねぎ。肉は、牛肉を使ったものが多いのですが、豚肉や鶏肉をつかったレシピもあり。味付けは、みそ味、しょうゆ味、地域でそれぞれです。
今回は、味付けはしょうゆベース。
材料は、さといも、ごぼう、にんじん、まいたけ、こんにゃく、長ねぎ、うすあげ、豚肉を使って(私的には、やや花巻風に・・・かわはらさんありがとう)作りました。
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さといもそれぞれの違いがわかりやすいように薄味にしました。
が、それでもちょっと薄味すぎたかな~と少々気になったのですが・・・完食。感謝。

それぞれの土地で作られてきた、さといもたちは奥が深い。
歴史も味も。
さといもがますます好きになった1日でした。
参加できて本当によかったです。
参加者のみなさま 生産者のみなさま
調理ほかをお手伝いいただいたお米の勉強会のみなさま
ひょうごの在来種保存会の小林さん、土井さん 
どうもありがとうございました!!

【閑話休題】
会の中では、7月の夏の見学会
 こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

でいただいた種から育った「青味大根」も報告していただきました。
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まやこさんありがとう~~この件は次回に。

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11/26 在来さといもを食べる@兵庫 [野菜たち]

ひょうごの在来種保存会が
2017年11月26日(日)に神戸で「さといも」を食べる会を開催します。
ひょうごの在来のさといも5種の食べ比べ、という貴重な機会です。

保存会会員の方を先行で参加者を募集したのですがまだ参加できます。
ご縁あって私は調理のおてつだいをすることになったのでこのブログでも案内させていただきます。
関心ある方、ぜひご参加ください。

期日が短くてすみませんが
申し込み締め切りは【11月8日】です!
【追記 2017.11.15】
申し込みは締め切りました。ありがとうございました。
当日の様子は後日このブログでも報告させていただきますね。

ひょうごの在来種保存会 地域研究会
「在来サトイモを食べる会」のお知らせ

このたび保存会の在来作物普及の一環として
調査で多くの系統が見出された「さといも」を食べる会を下記により行います。
規模が小さいので阪神間を中心とした会員に呼びかけます。
なお、人数が消防法の関係で、講師、スタッフ含めて40名がMAXとなります。

            記

日時:2017年11月26日(日) 午後 13:00~16:30

場所:コミスタ神戸調理室
     神戸市生涯学習支援センター
     〒651-0076 神戸市中央区吾妻通4丁目1−6
      TEL:078-251-4731 FAX:078-251-4733
    http://www.kobe-spokyo.jp/comista/

内容:(1)ミニ講演 サトイモ在来品種の調理特性
       奈良県農業研究開発センター育種科 
       野菜栽培ユニット総括研究員 西本 登志 さん
    (2)生産者からの説明
    (3)サトイモ品種の調理と食べ比べ
    (4)試供品種名 田能芋(尼崎市)、
               矢問芋(川西市)、
               鹿塩芋(宝塚市)、
               姫路えびいも(姫路市)、
               八幡芋(神崎郡福崎町)

               その他、小野芋(豊岡市)、
                     いご芋(美方郡香美町)、
                     大門のさといも(西脇市)など 未定
  
   (5)アンケート調査(結果は「通信」で報告します)

参加費:1000円(会場費、食材費、資料代など含む。
            食べるだけでなく皮むきなど調理作業もして頂きます)

申し込み締め切り:11月8日 申し込みは締め切りました。

担当:ひょうごの在来種保存会  摂津・三田地区世話人 小林 保 さん
                               世話人 土井孝浩 さん
 

★ひょうごの在来種保存会の夏の見学会に参加した時の記事
「北摂・丹波の在来種をたずねる」は
こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

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もってのほか と みずのこぶ [野菜たち]

9月の岩手の帰り道、つれて帰って来たもの。
「もってのほか」と「みずのこぶ」
この二つともわかるよーという方は、
岩手、東北の方か、食べるの大好きな方の、はず。
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どちらも岩手でもよく食べられているものですが、
今回、岩手でお買い物できなかったので、
帰り道の仙台で、
そして「もってのほか」は山形産、「みずのこぶ」は秋田産です。
お買い物で、東北周っている気分です。これはこれでテンションあがりました!

食用菊の「もってのほか」 もってほか、ともいいます。
昨年とてもおいしいかったので
今年もみつけたら即買いでした
 昨年の記事→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14
花びらをちぎって(もってのほかはちぎりやすい)
熱湯でゆでて、ぎゅっとしぼって、甘酢漬け。
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「もってのほかの甘酢漬け」
美しい鮮やかたピンク色になります! かみしめると菊の香りがします。
ちらし寿司などに、ちらしてもきれいですよー。
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「みずのこぶ」 パッケージには「みずの玉」。こんな別名もあったのですね。
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山菜の「みず・ウワバミソウ」の実(むかご)です。
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「みずのこぶの麺つゆ漬け」
4cm位に刻んで、軽く塩ゆでし、麺つゆに漬けました。しょうゆでもOK
一晩置いておくと味がなじんでおいしくなります。
こぶ=実のところがむちむちしていておいしいのです。
細かく刻むとたべてもむちむち、ねばねば。納豆やおくら、やまいもなどと和えても。
一晩置いておくと味が染みておいしい。
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どちらも9月中旬から10月初旬までの東北でしか手に入らないおいしいものです。
来年(気が早い!?)、秋の東北を旅する方は、道の駅やスーパーをチェックしてみてください。ぜひぜひ。
特に関西ではあまり見かけないものなので、お土産におすすめです。
自宅でお料理するの(そして簡単調理!)楽しいですよ。


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うさぽんさんから秋のめぐみ [野菜たち]

このブログで時々登場の
昨年、世界一周旅行から無事帰国され
今は広島で農業をしている うさぽんさん
 うさぽんさんのブログ
 →https://blogs.yahoo.co.jp/soymononoke2000

うさぽんさんから
「秋の収穫祭となりサルナシが熟しました」
というお手紙と秋の恵みをいただきました。ありがとうございます。

サルナシと、新米、キンカン、そして手作りのブラックベリーとブルーベリのミックスジャム。
どれも、うさぽんさんとかめぽんさんが1年かけて作った自家製です。す、素晴らしい。
ジャムの瓶はかわいくデコってある! これいいアイデアだなあ今度マネさせていただきます~。
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新米はもちもちでした。ジャムはこれからいただきます~。

キンカンは8つに切って、種を取ろうと思ったら種なしで、びっくり。
下の写真のものをあと半分に切って、そのまま蜂蜜漬けにしました。
毎朝ヨーグルトに添えていただいています。
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そしてサルナシは今年もいただけて感激なのです。
 昨年のサルナシ報告はこちら
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-10-31

箱からだしてみたら・・・おや                ↓ このあたり

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つまようじのあたまくらいの小さなカタツムリさんが7匹でてきました。
どんなにちいさくてもカタツムリはカタツムリの形なんですね。かわいい♪
エスカルゴは好きなんですが(あ、違うか)、
この方たちは飼えない~ということで、このあと近くの公園にこっそり置いてきました。
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今年はサルナシをつかって何かお料理レシピ作ってみようとは思ったのですが、
ぽくぽくそのままいただいていたらすでにあと少し。むむ。
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丹精込めて作られたたべものをいただける私はしあわせもんです。
贅沢させていただきました。
うさぽんさん今年もどうもありがとう!!!

今週は雨ばかりと思っていたら
台風も近づいてきましたね。
どうぞ皆様お気を付け下さいね。

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ひろみちゃんの夏野菜 [野菜たち]

ひろみちゃん~立秋もすっかり過ぎた今頃、ブログ記事。ごめん。
夏真っ盛りのころ、ひろみちゃんからの「ムサ苦しい!?おじさん絵ハガキで」暑中見舞いをいただきました。
そしてひろみ畑で採れた夏野菜どっさり。
かぼちゃ、おくら、ズッキーニ、小さなウリみたいなのはクリスタルアップル。
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ごろごろがぼちゃがはいっていたのは「いいおてんき」読んだよのメッセージ。感謝。
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煮ものとスープにしていただきました。

クリスタルアップルは、
またの名をアップルキュウリともいうそうです。
つまり「きゅうり」なんですこれ。
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見た目はじゃがいもみたいだけれど
半分に切ると、本当だ。きゅうりの顔してます。
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薄切りにしてそのままかじると、青臭さのないすっきしたきゅうり、という味でした。
一般のきゅうりより、ウリに近い感じです。
ピクルスにするとおいしそう。
と思ったけれど今回は、一番簡単に、塩でもんで即席漬けにしていただきました。
皮は少し口に残るので剥きました。
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おいしい暑中見舞いのおかげで夏バテせずにすごせたよ。
どうもありがとう! ごちそうさまでした。

*** *** *** *** ***

ひろみちゃんのアートパフォーマンスが見られます情報
  9月2日(土)3日(日)@神戸・相楽園で開催される
  「にわのあかり2017
   ★「こえのあかり」 (パフォーマンス)
     ※18:10頃から ワヤン・クリ会場 で
      (18:30からは「ワヤン・クリ」ガムラン演奏+インドネシアの影絵芝居)
     出演:白井廣美 神澤道子 かつふじたまこ

 「にわのあかり」詳細はこちら
 →http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/08/20170828300201.html

 チラシはこちら
 →http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/08/img/20170828300201-03.pdf

会場にはAWEP(アジア女性自立プロジェクト)も出店します
 AWEPのHP→http://tcc117.jp/awep/

晴れるといいなあ たのしみです♪



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ドイツ瓜の即席漬け [野菜たち]

更新が追いつかなくて、今頃になってしまいましたが
7月のお野菜報告です。
7月にでかけた「ひょうごの在来種保存会」の見学会

http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

そこでいただいたドイツ瓜が忘れならない~と思っていた数日後にお野菜いただきました。
ベタですが、箱を開けたとたん「夏の宝石箱や~~」っていってしまいました。
きくよさんありがとうございました!
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右端の黄色いのはマクワウリ、その左上がドイツ瓜、その上が韓国のズッキーニです。
おくらは緑のと赤紫のもの。赤紫のおくらもゆでると緑色になります。

ドイツ瓜
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9年前(えっ、もうそんなに!)にもドイツ瓜の記事書いています
見てね→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2008-08-13

半分に切るとこんな顔しています。
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先日の見学会を思い出して即席漬けつくってみました。
うすぎりにし、皮をむいていないのと、むいたのと。
1個分をジッパー付きポリ袋に入れて、塩小さじ1入れてもみもみ。冷蔵庫で1時間くらい休ませました。
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おいしかった。でももう少し厚切りでも良かったかな!?
2,3日で食べきりましたが、とろっとした感じが増して(乳酸発酵?)日々おいしくなっていきました。

夏野菜はの暑い季節のごちそうですね。

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北摂、丹波の在来種を訪ねる [野菜たち]

兵庫県の在来野菜のことなど機関紙を通していつも教えてもらっている
ひょうごの在来種保存会
 →https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/yamane.html
2017年7月23日に開催された夏の見学会に参加しました。

今回のテーマは「北摂、丹波の在来種を訪ねる」
篠山~神戸市北区~西宮市船坂 をまわり
それぞれの地域で育つ在来種の野菜と出会う事ができました。

朝、JR福知山線「草野」駅に集合して
まずは丹波地域で作られているドイツ瓜と
自家採種による有機野菜の圃場見学がありました。
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「ドイツ瓜」 兵庫県に残る瓜の在来品種です。
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ほかに「カワズウリ」「三角瓜」「おんびき」ともよばれているそうです。
ドイツの由来は不明とのことですが、呼び名の中では一番洒落てますよね!?
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シマシマ模様で小さなスイカみたいにも見えます。
皮が軟らかいので流通にはむいておらず
直売所や道の駅などでみつけたらラッキーかもしれません。
一般の市場ではなかなか手に入らない瓜です。
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浅漬けにしたものを試食させていただきました。
となりにあるのは「ナシウリ」
どちらもうすい塩味と相まって、やわらかい食感です。
これが食卓にあったら暑い日でもごはんがすすみそう!
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ドイツ瓜の種は1年しかもたないので、毎年種採りをしないといけないのだそうです。
それこそが「不断の努力」。
種を取り続けること、そして育てる人がいるからこそのごちそうです。

畑にはごまが花を咲かせていたり
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 ↑これが ごまですよー 国内自給率0.1%にも満たない貴重な国産ごま! 

韓国のカボチャ リッチーナ 
ズッキーニより皮がやわらかいそうです。
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小さいのはこんな色かたち、まさにズッキーニですね。
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こんな花が咲きます
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・・・・・・・
さて、一同は神戸市北区大沢町(「おおさわ」ではなく「おおぞう」と読みます)に移動して
「有馬山椒」の見学です。

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関西で暮らしていると、山椒の粉はうなぎや、お味噌汁にふりかけたり
実は佃煮にしたものをよく食していて当たり前におもっていたのに、
岩手に佃煮をもっていったら「実を佃煮にして食べるの?」と珍しがられたことがありました。
あらためて関西の和食文化には浸透している食材の一つなのだなと。

そんな山椒、六甲山系に自生している中でも有馬温泉周辺で採れるものを「有馬山椒」と呼ぶそう。
この「有馬山椒」は今年4月には失われつつある地域固有の伝統食を守る国際的な登録制度「アルカ(味の箱舟)}に登録されたのだそうです。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/03/20170303143102.html

市販のものにおされて消えつつあった有馬山椒を復活させようとプロジェクトを立ち上げて、
六甲山中で見つけた野生の木に接ぎ木をして、増やしているのだそうです。
そんな山椒の畑をみせていただいたのでした。

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一般の山椒より、かんきつの香りが高い有馬山椒、葉をさわって香りをかぐと
ほお~本当に爽やかな香り!
しかしトゲトゲ!! バラのように枝はとげだらけ、それも鋭い。葉の裏にもあります。
それで収穫の際には気をつけないと「血だらけになる」のだそう~~~そんな収穫のめんどくささも
有馬山椒が消えて行った理由の一つなのだとか。

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生産量が少なすぎてまだまだ流通にはでていないとのことですが、
有馬温泉にある川上商店さんで加工品を扱っているそうです。
 http://www.kawakami-shouten.co.jp/
花も実も、若葉も木の皮も香りのよい有馬山椒、これからが楽しみですね。


昼食は神付(かんづけ)ふるさと村の貸農園で。
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おばあちゃん ではなく おばちゃんの、というところがなんかはまってしまった!
お弁当おいしかったです!
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車で30分ほど移動して
最後の見学は西宮市船坂(ふなさか)
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見とれていて写真をとりそこなってしまったのですが
だんだん畑や棚田のひろがるロケーションの素晴らしいところでした。
2年ごとに「船坂ビエンナーレ」が開催されているところ。
 http://funasaka-art.com/
船坂ビエンナーレのことは昨年のささやまアートフェスティバル会場で知り、気になっていたのです。
うわーこんな素敵な場所で開催されていたのですね。残念~次回は行きますっ、と心に誓ってしまうほどの、私にとっては心にひびいた場所でした。

ここにあるのが・・・・下の畑に写っています。わかります?
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手前に少し黄色みを帯びたもしゃもしゃした野菜がそうです。
「船坂パセリ
かつてこの地域一帯はパセリ畑だったとい場所に、2畝だけ。

そして生産者も1軒だけの風前のともしびのパセリです。
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今でこそハーブブームで色んなハーブが作られていて、食卓を彩っているけれど

1980年代あたりまで?は日本では「ハーブ」という言葉も定着していなかったし、
日本の食卓ではお皿にパセリをのせて、西洋の洒落た雰囲気を味わっていましたよね。
レストランでも欠かせなかったし(今でも欠かせないけれど)。
西宮という地域で育ったパセリは、神戸の西洋の食文化にもずいぶん貢献したはずです。
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旬を過ぎていたので花盛りのパセリ畑でしたが
普段スーパーで見かけるパセリよりちりちりと葉がこまかく繊細な姿をしていました。

同じく船坂でかつてたくさん作られていた
「青味大根」
この野菜は2年前からは作られていなくて、今回の見学会のために
生産者の方が種をまいて育ててくださいました。
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京野菜にルーツがあるという青味大根
直径1.5センチ×長さ25センチほどの細長い小さな大根です。
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かつては小さいからこそ丸のまま食べたり、そのかわいさから
和食のあしらいなどで大事にされてきたそうです。
かつてはこの界隈で50軒の農家がつくっていたそうですが、
今ではその地位をラディッシュなど様々に出てきた小さな野菜たちにおされて
いよいよ作られなくなったそうです。
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船坂は町に近いので阪神間への野菜の出荷にも便利そうだし、

なんといってもこのロケーションのすばらしさ、

なのですが、よく見れば休耕田も多く、
生産者は減り・・・というのがなんだか複雑な気持ちになりました。

最後におとずれたのは船坂里山学校
http://nishinomiya-style.jp/blog/2017/05/21/15594
ここもかつては地元の小学校が人口減少により閉校になり現在地域のコミュニティ活動に利用されています。
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この教室で生産者の人から船坂出の野菜作りや、現在のことなどおはなしをきいたり
質疑応答の時間となりました。トマトごちそうさまでした!
青味大根を育てて下さいと参加者に種をわけていただきました。
船坂では途絶えてしまったけれど、この参加者のそれぞれのところで育っていくのか青味大根・・・
なんて想いを馳せてしまいました。
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船坂からの帰り道は「さくらやまなみバス」にのって阪急夙川にでました。
乗車時間、わずか30分。甲山(かぶとやま)を越えるとこんな桃源郷みたいな
うつくしいところがあったなんて、何年、兵庫県民やってるんだ~と我ながら本当に大きな発見の一日でした。

そして
在来種の野菜たち、生産者の方たちと出会うことのできた貴重な1日でした。
あらためて種を取り続けていくこと、そして育てる人がいるからこその在来種の奥深さを感じながら

今回はそこに、都市化や流通、高齢化、食の変遷などのキーワードも入り混じってきました。
これから野菜は、食はどうなっていくのだろう・・・。

それぞれの場所で作り続ける人たちがいること、育っているものたちがいること
食べること、それを知ることはすばらしくて、大切だなあと思います。
そしてなにより「食べられること」に感謝、の一言につきます。

兵庫県の在来種をもっと知りたい方はこちらの本がおすすめです。
「つながっていく種と人 ひょうごの在来作物」
神戸新聞総合出版センター


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夏の畑は暑くて、生産者の方は本当にもう毎日大変なのですが
いろんな野菜が生き生きしていて明るくて美しいなあとほれぼれながめてしまいます。

主催者のみなさま、案内いただいた生産者のみなさま
どうもありがとうございました。

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七草の日に 里芋粥 [野菜たち]

本日1月7日は人日(じんじつ)の節句
七草の日ともいわれています。
邪気をはらったり、お正月のごちそう疲れの胃腸をいたわる日
・・・この辺りの詳しくは一昨年の記事を
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-01-07


里芋のおかゆを作りました。
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土鍋で炊きました! これは里芋を加えたところ。

(1)里芋の皮をむいて、お米のとぎ汁でゆでて、あらって
お煮しめ風に(でも結構薄めに)味付けしただし汁で味付けします。
(2)といで30分置いたお米+約5倍の水
強火→ごく弱火で15分、
味付けした里芋を加えてさらに10分→15分むらしてできあがり。

読めばめんどくさそうですが、やってみればほったらかしでいいので
土鍋のお粥便利ですよ。
お水は6倍にしたほうがよかったかな、ぽってりお粥になりました。
わたしはもう少しさらっとしたのが好きなんです。


大根葉をいためたものと、かぶのお漬物を添えました。
黒ごまをかけていただきます。
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お米、里芋、黒ごまは、かぬま氏の畑でとれたもの。
贅沢な「オールかぬま」粥です(笑)。ごちそうさまでした。


今回、お粥作りに参考にさせていただいたのはこの1冊
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「永平寺の精進料理」 学研 2003年
レシピのほか、お寺のこと、食材に向き合う心得など
シンプルであたりまえだけど、とても大切なことがたくさん載っている本です。
食だけでなく、人生全般についてキリッとさせくれる本です。
座禅の「且~っ」です。まさに。

そんなこんなで邪気はらい 写真で皆様にもお福分け
今年も健康でがんばりましょう。


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ひょうごの在来作物 [野菜たち]

本の紹介です。
ひょうごの在来種保存会の方たちがまとめた
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/yamane.html
兵庫県の在来の野菜を中心とした作物たちを紹介した本です。

 『つながっていく種と人 ひょうごの在来作物』
   ひょうごの在来種保存会・編著
   神戸新聞総合出版センター 2016年3月
   1600円+税
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その土地とちで、永く作られているたべものがあります。
でもそれらがいまもあるのは、その場所で採れる種(たね)をずっと守り、
作り続けてきた人がいるからこそ。
この本には兵庫という場所でのそんな在来作物たちの歴史や
現在それらを作っている人や場所、作物の歴史を写真と文で紹介しています。

例えば、ドイツ瓜、オランダトマトというのは、
神戸っぽい感じがしませんか?
鳴尾いちご、武庫一寸そらまめなど、地域の名前が付いているものも。
(とくに兵庫の人は?)気になる名前の作物がたくさん出てきます。

たべたことのあるものより、この本ではじめて知ったもののほうが多いです。
あらためて兵庫にはいろんな野菜があるのだなあと感心します。
これを全国の視点でながめれば、
日本中には、どれほどの「地元の」たべものたちがあるのだろう~。

表紙も裏表紙も よく見て下さいね。
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この本で語られているように、戦後、種の世界は
一代交配という技術が進んで、種は買う時代に。
その土地で採れた種を次の季節に撒くと言う循環が消えていきました。

それに加えて思うのは、
今のような日本のすみずみにまで流通のシステムが行き渡っている、
その前の時代は、閉じられた地域でつくられたたべものをたべていました。
地元でしかたべられない物は、それが「普通」「当たり前」だったと思います。

しかし現代は流通手段が発達したのと、都市人口が増えたせいで、
全国各地で作られたあらゆるたべものが、
日本中に運ばれ、売られているので、食卓にのぼるたべものは「全国区」になりました。
たとえばきゅうりは高知、レタスは長野、じゃがいもは北海道、みたいな。
さらに世界中のたべものもが冷蔵庫や食卓にあるんです。
食糧を作ると言う点では、こういった流通と食べ物の関係はとても大切なことだし、
それぞれの土地や気候にあったものが特産品となってつくられて、
全国に出ていくことは素晴らしいことだなあと思います。
けれど一方で、それだから、あたり前の地元の食べ物が
かえって珍しい、逆転の世の中になってしまいました。

その土地のたべものは、風土に合わせて生き延びてきた、ということだから、
土地の記憶と、生きてゆくための工夫や智慧がたっぷりつまっているはず。
それは人間にとってもそこで生きていくための大切な情報です。

だから来作物を知ることは、今いる場所を知ることなんだと思います。
土地の事はたべものが一番知っているはず。
つまり種って記憶のカプセルで、
種を採ることは、次の時代に土地の記憶やそこで生きるための智慧を伝えること。
そんなことじゃないかなあと。
きっとこれは方言にもつながることかも。

色々書きましたが、なにより短く言えば、
この本のページをめくるたび
地元のおいしいものたべてみたい! 在来種万歳、
と思えるのが楽しくなる、というのが一番の感想ってことです。

2016年6月6日毎日新聞でも紹介されました。
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5月28日の神戸新聞でも
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/201605/0009127579.shtml

「ひょうごの在来種保存会」の代表の山根成人さんをはじめ、
筆者の中には以前、農と食のお仕事でお世話になった方のお名前もずらっと。
私にとっては「顔の見える本」でして、そんなこともうれしくて紹介させていただきました。

 

 


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干物でお料理 [野菜たち]

2015年12月5日
関西よつ葉連絡会の「お魚料理教室」に参加しました。
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会場は、JR長岡京駅前にある長岡京市中央生涯学習センター
講師は、渡邉水産の渡邉美和子さん
共催 有限会社 渡邉水産  
       http://www.watasui9899.com/bin/index.cgi
    関西よつ葉連絡会 http://www.yotuba.gr.jp/

今回講師の渡邉水産さんは、塩加減、干し加減にこだわりをもち
刺し身で食べられる魚で干物を作ろう! をモットーに
島根県出雲市で干物を作っておられる会社です。

私が最初に渡邉水産さんの干物と出会ったのは、
以前にも記事に書いた(その日付を見て・・・むむ、ご無沙汰しています)
 → http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-30
食品公害を追放し安全な食べものを求める会 でした。
 http://www.geocities.jp/yuuki11831/

身がふっくらとしていて、塩加減のいい干物は、
他のものとはやっぱり違って、我が家では「渡邉さんのお魚」と呼んでいます。

そんな干物作りをしておられる生産者の方と会えるという嬉しい機会と
普段は、干物というと、焼いてたべるだけなので(でも渡邉さんのはそれだけで十分なんですけど)、それ以外にどんなレシピがあるのか、興味しんしんでかけてきました。

今回のメニューは6品です。
  ・開きあじのサラダ
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  ・あじ開きのスープ(写真がありません~)
     焼いたアジの骨と身をわけて、
     骨の方でとった出汁出スープを作ります。
     1匹で2度おいしいレシピ。干物ならではの味とコクです。
     これは無駄なく味わえていいなあ。

あじとレンコ鯛をやきました。
教室のガス器具が最新式でボタン一つで着火するし、グリルも使い易い~。
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  ・モズクのかき揚げ
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もずくも渡邉水産さんのところの商品です。
山陰の海の幸に感謝

  ・あなご切り身のソフト燻製(写真がありません~)
   燻製っておいしいのですが、いざ仁部で作ってみようとなると、
   ちょっと面倒だなとおもっていたのですが、
   干物は下処理しなくていいので20分くらいでできる時短レシピです。
   ぷりっとしたあなごの身が、燻製の香ばしさで高級感&おいしさアップでした。

これはのこったアジで作った燻製を切り分けているところ
右後ろのオレンジのものが玄米クリームで作った
にんじん・りんご・たまねぎドレッシングです。
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  ・れんこ鯛開きのたい飯(写真がありません~)

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  ・玄米クリームを使ったデザート
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半日浸水した玄米を粉砕し、鍋で熱を入れていくと
ぽってりしたクリームになりました。
できたてを味見させていただくと、私の好物のオートミールにも似ておいしかった!

今回はこのクリームに、たまねぎと、にんじんとりんご、小松菜とブロッコリーをそれぞれ一緒にミキサーにかけてドレッシングを作りました。残りでデザートも。
他にも応用の仕方を教えていただきましたが、マイブームのきざしです。

携帯で撮った写真がいまいちでもうしわけありませんが、
関西よつ葉連絡会のHPで当日の報告が出るかな??
見つけたときはこちらにリンクさせていただきますね。

渡邉美和子さんのゆったりとやさしい口調での説明はわかりやすく、
そして滋養をたっぷり感じられるレシピに満足でした。

それからスタッフのみなさんのさりげない調理や片付けのサポートありがとうございました。
参加者同士、お料理しながらわきあいあいと、小人数で、あわてずにゆっくり作り味わえる雰囲気よかったです。

干物って奥が深いですね。
早速、干物をもっとあれこれ味わいたい~というお口になっております。
渡邉さん、よつ葉のみなさま ありがとうございました。


★渡邉水産さんのHPにも、干物や山陰の海産物を使ったレシピがでています
 http://www.watasui9899.com/bin/basics.cgi?c=23


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ひろみ米でリゾット2 [野菜たち]

前回のきのこのリゾットに続いて
 きのこのリゾットの記事とレシピはこちら
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-11-14

ズッキーニのリゾットをつくりました。
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材料は
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ズッキーニとたまねぎも、ひろみ農園(と勝手に呼んでます)産です。。

★ズッキーニのリゾット
  【材料】 2人分
   リゾット米    160g(約1合)
   ズッキーニ   小1本(120g)
   玉ねぎ      50g
   ベーコン     1枚(25g)
   オリーブオイル 大さじ1
   バター      大さじ1
   湯         800ml
   塩         小さじ1/2
   こしょう      少々
   粉チーズ(お好みで) 適宜

 【作り方】
  1 ズッキーニはうすぎり、玉ねぎはみじんぎり、ベーコンは1センチ程度に切る。

  2 フライパンにオリーブオイルをいれ、1を炒める。
    玉ねぎが透き通ってきたら、米(洗わないでそのまま)を入れ強火でいためる。
    油が足りないようなら足す。
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  3 米が全体に白くなったら、湯をひたひたまで注ぎ、中火で20分。
    水分が少なくなってきたら(5分おきくらい)その都度、湯を注ぎ入れる。
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※湯を何度か分けて入れるのは、おかゆではなく「リゾット」に仕上げるためです。
  でも混ぜ過ぎると米粒がつぶれるのでほどほどに。

  4 下の写真より、もう少し水分がなくなり、
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    一粒かんでみて真ん中にほんの少し芯が残るくらいになったら
    火加減を調子し、塩コショウで味を整え、とろりと鍋底が見えるように仕上げる。
    バターを入れ混ぜできあがり。粉チーズはお好みで。

【ポイント】
 ・リゾット米でなくても、普通のお米でもおすすめのレシピです。
 ・お米は洗わないで、そのまま使います。
 ・湯は沸騰させて熱々を使ってください。
 ・ベーコンは分厚いのがおすすめ。棒状に切って使います。
  パンチェッタがあれば、それに勝るものなし。 
 ・シイタケ、きのこ類を加えても、おいしくなります~
 ・ベーコンと玉ねぎから出汁が出るので、味付けは塩こしょうだけですが
  なんか物足りないよ~、という方はコンソメを少々加えてくださいね。
 
じゃ~~ん 感激の出来上がり
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きのこのリゾットよりややあっさり。
ズッキーニがたくさんたべられるレシピです。

★リゾットが余ったら、
  (翌日とか)耐熱容器に入れて、レンジなどで温め直し、
  とろけるチーズをたっぷりかけて
  オーブントースタでこげめをつけると、ドリア風になります。
  どんなリゾットでもおすすめです。
  ここに温泉卵やパセリなどあしらえば、ちょいと豪華に。


もう少し残っているリゾット米で、あとは何を作ろうか考え中です。
ひろみちゃん、なんかリクエストある???


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ひろみ米でリゾット [野菜たち]

昨年に続き・・・今年のひろみちゃんのお米
 昨年の様子
  → http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-12-30

コシヒカリとリゾット米をいただきました。
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ズッキーニ、たまねぎ、ピーマン、いちじくもおいしかったです。
写真撮る前にいただいてしまいましたが・・・畑の恵みに感謝。多謝。

コシヒカリおいしかったです♪
そしてリゾット米。いただくのは、お初でございます。
品種名をおたずねできずにいるのですが、文字通り「リゾット専用のお米」です。
世の中で流通しているリゾット米はイタリア産のものがほとんどである中、最近、国産でもぼちぼち作られてきているようです。ひろみちゃんのところでも今年はじめてチャレンジしたとのこと。

左がコシヒカリ  右がリゾット米
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見比べてみれば・・・見にくいですが、

こちらコシヒカリ
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こちらリゾット米
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リゾット米をさらにアップで見ると、まんなかに白い粒のようなものがみえます。
酒米と同じく、これは芯白(しんぱく)???
   ・・・・ということはリゾット米でもお酒がつくれるのかしら!?
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   ・・・・そして以前、酒米のリゾットをいただいたことがあるのですが、
      やはり方向は間違っていなかったのだ。
 酒米を食べた記事(うう、もう6年もたっている)
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2009-01-26      

おおきさ比べ・・・これも見えにくくて恐縮ですが
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リゾット米のほうが1.5倍くらい大きい感じです。

キノコのリゾットをつくりました。
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★キノコのリゾット
【準備】 前日に、冷蔵庫で、干しシイタケ3個+水500ml
【材料】 二人分
 リゾット米  160g( 80g/1人分)
 干しシイタケ 3個 【下準備参照】+干しシイタケ戻し汁 500ml
 キノコいろいろ  適量 (今回は、マイタケ、シメジ 各1/3パック)
 湯       300ml (調整用)
 オリーブオイル 大さじ1 
 バター     10g
 塩        小さじ 1/2
 コショウ     少々
 粉チーズ(お好みで) 適宜

【作り方】
1 シイタケ戻し汁(石づきのかけらなど小さな粒がはいっていることがあるので
  茶こしなどで一度こすといいです)を小鍋に沸かしておく。別で湯も準備。
  シイタケは石づきをとって薄切り、ほかのキノコも石づきをとり細かくほぐす。

2 フライパンにオリーブオイルを入れ、リゾット米を(洗わないでそのまま)
  強火で炒める。
  米粒が白くなってきたら、熱くしておいた戻し汁をひたひたまで注ぐ。

3 2にシイタケを入れ、中火で10分。ときどきかきまぜ水分が少なくなったら
  沸かしたシイタケの戻し汁を注ぎ、なくなれば湯を注ぐ。
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  ※混ぜ過ぎると米粒がつぶれるのでほどほどに

4 残りのキノコもいれ、中弱火で15分。塩、こしょうで味を整える。
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  上の写真より、もう少し水分がなくなり、
  一粒かんでみて真ん中にほんの少し芯が残るくらいになったら
  火加減を調子し、とろりと鍋底が見えるように仕上げる。
  バターを入れ混ぜできあがり。粉チーズはお好みで。

【ポイント】
 ・リゾット米でなくても、普通のお米でもおすすめのレシピです。
 ・お米は洗わないで、そのまま使います。
 ・戻し汁、水は沸騰させて熱々を使ってください。
 ・リゾット米は一般のお米より粒が大きいから良く吸うのかな???
  湯は多めに用意しておいた方がいいです。
 ・シイタケ、きのこからおいしい出汁が出るので味付けは塩コショウバターのみ。
  なんか物足りないよ~、という方はコンソメを少々加えてください。
 ・乾燥キノコのをたっぷりつかうと味がいいです。
  時間があれば、どのキノコもおひさまに干してから使うとなお、よし。
  乾燥ポルチーニ茸が手に入ったらぜひ。本格的イタリアンな味に~。

じゃ~~ん 感激の出来上がり
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米粒が大きいので、むしゃむしゃとお米の「粒」をいただいています、という食感
(やはり酒米を思い出す)です。大きなつぶが味を良く吸っています。

リゾットはおじやでも、たきこみでもないよーという喜びのリゾット米体験でした。
ひろみちゃん、どうもありがとう♪

最近見たニュースでは、日本のお米の世界では、リゾット米のほかにも、カレー向けとか、パエリア向けなど用途別にも作られ、食べる側も選ぶ時代がはじまったようですね。
普段私たちが食べているお米は主に和食に合うお米(ごはん)ですが、
和食にこだわらない食感や味のニッポンのお米を(むしろお料理の方向から)求め、作る人が出てきて、食卓にあたりまえにならび、味わう機会が増えてくるのかもしれません。
そうなると、日本の食文化や和食の世界も、さらに幅が拡がっておもしろいことになるかも、なんて思っています。

そして選べるというのは、豊かで平和だからこそ、と改めて思うのです。
私は、宮沢賢治ファンで、飢饉に強いお米を、とか、収量の多いお米をという時代のことを考えることが多いので、余計に、嗚呼~時代は動いているのだなあと感じた今回のリゾット米でした。
そうしてちょっと超越しますが、このリゾット米から日本の農産物の底力みたいなものも感じました。
なんかすごいです。そしてこれからいろんなお米でいろんなお料理も作って食べてみたいです。

さてさて
ひろみちゃんからいただいた玉ねぎとズッキーニがあるので
今度はズッキーニのリゾットに挑戦しようっと♪
  ・・・・ということで後日につづきます・・・・
★ズッキーニのリゾットはこちら
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-11-17


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寒い日の粕汁 [野菜たち]

寒いですね~~
ほかほかのお料理・・・ということで久々に粕汁を作りました。

材料は、大根、にんじん、こんにゃく、豚肉うすぎり、青ネギ。
冷蔵庫にあるものでシンプルに。
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野菜をだし汁5カップで煮込み、酒粕100gを水で溶iいたものをいれ、15分くらい煮込み、
味噌大さじ1をいれて、さらに5分ほど煮込めばできあがり。

酒粕は山名酒造さんの
 おお、訪問したのはもう2年前!
 → http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-04-01
有機純米酒粕です。
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有機の酒米で仕込んだお酒の酒粕ということ。
おいしいお酒の酒粕は、同じくおいしいです。

酒粕といえば、関西の酒粕はこのようにギュッと絞りました、という板状ですが
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岩手で見つけた酒粕は、まだ絞ったらお酒がとれそうという感じの
どろっとした液状のものが多いので、最初に見た時はびっくりしました。
いつかこのブログでも紹介できるといいなあ。
 

粕汁と一緒にいただくのは、黒豆を入れて炊いた黒豆ごはんです。
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しばらく寒い日が続くようですが、あたたかい食事で皆さまも体を冷やさずお元気で!


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今日は七草 [野菜たち]

本日2015年1月7日は七草
そうして1年に5つある五節句のひとつ「人日の節句」です。
人日(じんじつ)とは、
 
  古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、
  4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、
  それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。
  そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。
   (ウィキペディアより)
という意味だそうです。
 年中行事の本などを読むと、この日に中国で行われていた風習が日本に入り、
 江戸時代頃にはやがて七草粥を食べる行事となっていったようです。

七草粥を作りました。 めでたいので赤のバックを選んだらがドぎつくなってしまいました。
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といっても、七草にこだわらず、冷蔵庫にあったもの、
大根(七草にエントリーされている野菜)、白菜、ほうれん草の「三草」で。
そこに彩りににんじんをいれました。

大根とにんじんを小さく切って、お米とともに炊飯器「お粥モード」で
和風だしを少し加えて炊きました。
炊きあがったら湯通しして細かく切った白菜とほうれん草を加えできあがり。

五節句というのは、1月7日以降は3月3日、5月5日、7月7日、9月9日
それぞれがどんな日なのかはまたいずれ。いずれも季節の変わり目です。
人間も体調に変化が出たりする時期なので、「体に気をつけて、自然に感謝しよう」
という想いからそれぞれの日にお祝いをするようになったのでは、と想像します。

それにしても昨日は「小寒」・・・寒の入りで寒い1月!
  せり(芹)、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(ははこ草)、はこべら(はこべ)、
  ほとけのざ(たびらこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)
こんな季節に七草を実際の野原や畑で探すのは難しい。
もともとは旧暦の1月7日の行事ですからね。
それなら今年は2月25日・・・この頃だったら少しは七草育っているかな。
旧暦のお正月は2月19日です。

地域などで日にちや内容に若干違いがあるかもしれませんが
新暦にせよ旧暦にせよ7日まで(3日まで、15日までという説もあります)が松の内、
11日が鏡開き、15日はお正月働いていた人を慰労する小正月、
お正月の行事は、あとしばらく続きます。


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玄米四合 [野菜たち]

新米の季節も終わりましたが今年のお米もおいしくいただいています。
これはヒノヒカリという品種のお米、
   ・・・ですが我が家では「ひろみ米」と呼んでいます(わかる人には、わかるお話・・・ふふふ)
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ヒノヒカリの玄米。1合の重さはだいたいこのくらい 多少の誤差はあります。
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1合
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2合
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3合
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4合
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玄米四合といったら、手帳・・・わかる人には、わかるお話
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もう一度
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一合
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二合
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三合
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四合
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「玄米四合」は「げんまいよんごう」と読んでしまいますが、
昔は「げんまいしごう」のほうが一般的だったようです。
  ・・・四季、四月、四国、四万十川の読み方と一緒(声に出して読んでみて)ですね。

お茶碗1杯の玄米・・・写真はちょっと少なめに盛ってしまいましたが
玄米1合で、凡そお茶碗2杯分になります。
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一日に玄米四合というのは、多いのかな、少ないのかな???

日本で、一人が1年間で食べるお米の量は約60キロだそうです。
これは40年前の約半分とのこと。
(参照:『もしも日本人がみんな米つぶだったら』 山口タオ・津川シンスケ 講談社)

それを思うと4合というのは、大正の終わり~昭和の初めごろの感覚では決して多くない。
むしろ少ないはず。
もう一つ思い出してほしいのは、昭和30年代くらいまでは、日本の食卓というのは
一汁一菜のシンプルというより現代と比べたら粗食といってもいい食生活の中での玄米4合です。

そうしてそれは現代の様な洋風で油や糖分をたくさん使ったおかずではないし、
「お腹いっぱいだから、ごはんいらないや」といった
「おかずでお腹がいっぱいになる」食事ではありません(もう、おかずじゃなくて主食の感覚)。
   

かつて家庭で作られ味わっていた和食のおかずは、
あくまで「ごはんをおいしくたべるため」のお料理。
お腹はごはんでいっぱいになるのです。
   ・・・現代の食生活でもご飯中心メニューの方がヘルシーですよね。
     糖質制限などはあるかもしれませんが。

また冷害でたべるもののない飢饉の被害も多かった東北では、
お米も「かてめし」といって大根や雑穀を混ぜてお米の量を増やして食べる工夫もしていました。
そんな背景も思いながら「玄米四合」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

ユネスコ世界遺産に登録された和食ですが、
こんな視点からながめると、つい和食の危機なんてことにも思いを馳せてしまうのでした。

ということで、玄米をながめ、味わい、思ったことなどでした。


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