So-net無料ブログ作成

丹波とその周辺の昔ばなし集『ふしぎな黒大豆』 [本と雑貨とそれから雑記]

丹波は、兵庫県の中東部から京都のあたり。
兵庫県側では篠山市(ささやまし)と丹波市のある地域です。
私にとっては、岩手や賢治や絵本や篠山アートフェスティバルなどを通して
友人・知人のご縁をずっといただいているところです。
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-09-16

そんな丹波は昔ばなしがたくさん語り伝えられてきたところ。
そのひとつひとつのおはなしをまとめた本を送っていただきました
(中西さんありがとうございました!)。

丹波昔ばなし大学再話研究会のみなさんが
古い文献から探したり、
数少なくなった語り手の方から聞かせていただいたおはなしを時間をかけて再話した、
篠山の昔ばなし7話、丹波周辺の昔ばなし20話が載っています。

『ふしぎな黒大豆 丹波とその周辺の昔ばなし集』
 発行・丹波昔ばなし大学再話研究会
 印刷・株式会社丹波新聞社  2018年3月
1.jpg
篠山と言えば「黒豆」が大変有名ですが、本のタイトルにもなっている「ふしぎな黒大豆」は
その黒豆がどうしてこの地域で育てられているのか、ユニークな発想で語られています。
そしてどのおはなしにも、どこかゆっくりした世界の中にクスッと笑えたり、ほほーと感心したり、
たくさんの智慧がつまっているなあと思いました。

巻頭言は、
小澤昔ばなし研究所所長で筑波大学名誉教授の
小澤俊夫さんが書かれているのですが、
その中の一節
 「・・・次の世代にきれいな空気や水、森、山などを残すことは、
  今を生きている私たちの最低限の責任です。
  先祖が残してくれた昔話も、なるべく壊さないで次の世代に渡すことが、
  私たちの責任だと思います。・・・」
とありました。
その通りだなあと思いました。

私たちの体を作ってくれている食べものたちと同様に
ことばも、その地域で生まれ育まれ、またそこで生きる人たちを育み、智慧や想いを伝えてくれるものだと思います・・・とこの本の昔ばなしを読みながら強く強く感じたのでした。

本を読み終わって、読後感に浸っている時、
宮沢賢治の童話集『注文の多い料理店』の序文を思い出しました。

 「これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、
  虹や月あかりからもらってきたのです。
  ・・・中略・・・
  けれども、わたくしは、これらのちひさなものがたりの幾きれかが、
  おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、
  どんなにねがうかわかりません。」

ことばもごちそう。
心地よいことば、どっしりとしたことば、小さくてもひかっていることば
ブルーなものをはねとばしてしまうことば・・・などなど
昔から語り伝えられてきたことばや物語には、私たちが生きていく上で欠かせない栄養がたっぷり入っているんです、きっと。
篠山からおいしいものありがとうございました!


コメント(2) 
共通テーマ:blog

ヘッチャラくん! [絵本]

さえぐさひろこさんの新刊読みました。
『ヘッチャラくんがやってきた』
 作・さえぐさひろこ 絵・わたなべみちお 新日本出版社 2017年9月
『わすれないよ!ヘッチャラくん』
 作・さえぐさひろこ 絵・わたなべみちお 新日本出版社 2018年1月
詳細はこちら→★
14.jpg
毎日小学生新聞で連載されていたおはなしなのですが、
2冊の単行本になってさらにたのしさがパワーアップ。

主人公のヘッチャラくんはこどものロボット
小学校に2週間だけ「体験入学」にやってきたのでした。
わたなべさんの描くヘッチャラくんはとってもかわいいくて
クラスのおともだちとの関わりも弟のよう。
だけどそれがときにお兄さんのように頼もしく、
「ヘッチャラヘッチャラ」が心強くなったりするんです。

帯にもなっている
「ピヨヨン キュイーン」と「イイエ、ソレホドデモ」が私はとにかく大好きデス♪
 (どんな声かな~といろいろ想像してたのしんでいます)
そして『わすれないよ・・・』のほうの表紙から続く裏表紙の絵にも注目。
これは本を読むとこの意味がわかるのよ。
15.jpg
私もヘッチャラくんとおともだちになりたいなあ~。
あ、読んだら、もうお友達かなあ???
ワクワク、にこにこできるおはなしありがとう。



コメント(2) 
共通テーマ:blog

Machicoco マチココ 7号 [本と雑貨とそれから雑記]

あ~間にあった、といっていた前号6号の紹介からあっという間
花巻まち散歩マガジン Machicoco マチココ7のご紹介です
 前号6号の紹介記事はこちら
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-04-15

2018年4月20日発行 今号から8ページ増え24ページ構成です。
手に取ってみても少し分厚くなっている。
ページは増えても、オールカラーでちょっと分厚い紙で、広告のなしのまま。
いばっていなくて、花巻のゆるゆるした感じ、どこか懐かしい感じもそのまま。
リニューアルとはいっても作り手のみなさんのこだわりはそのままのところに、
花巻ファンとしてうれしくなりました。
Machicoco7.jpg
特集は「夜のまち」 うす暗い花巻の夜にぽっと灯る赤ちょうちん。
花巻の夜は静かだけど、とくにマルカンの裏のほうなど、
夜になるとネオンがいくつも灯っていますよね。
(最近は大沢自炊部でじーっとしている事が多いので、
 そろそろ早池峰のお刺身や酒の肴がちょっと恋しくなってきました・・・)

今号からはじまった新連載「サワジンのあったった」にわっはっはでした。
第1回は「誠山房」
私が花巻にでかけはじめたころ、このお店は賢治関連の本、とくに花巻・岩手に来ないとない地元本などがそろっていたので大切な本屋さんでした。
私にとっては賢治世界への、花巻・岩手・東北への窓口でした(本文まねたフレーズで言ってみた)。
昨年取り壊しになって残念に思っていたのですが、本文を読んで記憶がもどってきました。ありがとうございます。第2回はどこかな~~楽しみにしています。


そしてこの7号では
「花巻まにあ」のページに「花巻と賢治ファンの料理研究家」として登場させていただきました。
どうもありがとうございました!
花巻にはじめてでかけたときのこと、花巻のおいしいもののことなど書かせていただきました。
見かけたら是非読んでくださいね♪

裏表紙の高村光太郎のお料理紹介「光太郎レシピ」も連載が続いていてよかった!
今回の紹介されている光太郎さんの日記の描写も随所におしゃれなヨーロッパの香り。
ハイカラなメニューがテーブルに並んでいます。

花巻まち散歩マガジン「Machikoko(マチココ)」
定価   500円(税込)

発行 合同会社Office風屋
   花巻市内とWEBで手に入ります。
 冊子についての詳細はこちら→★(マチココFB) 
 と、こちら
 → http://iwate-starbrand.com/?pid=116386901

そして次の8号は6月20日発行予定とのこと
わ、またあっという間に来てしまいそうだなあ。
これからも楽しみにしています。


コメント(6) 
共通テーマ:blog

『酒場 学校の日々』 [本と雑貨とそれから雑記]

今日は少し前に読んだ本のご紹介
『酒場学校の日々』金井真紀 皓星社 2015年12月
  https://ja-jp.facebook.com/koseisha/posts/1286340548058526

詩人の草野心平さんが晩年、新宿ゴールデン街で開いた「酒場(バー)学校」。
この本は、心平さんが亡くなった後のお店での日々。
著者の金井さんがここで働きながら出会った人たちを綴っています。
12.jpg
心平さんは登場しないけれど、
個性的で心根のあたたかい(時に(とっても)熱い)人たちが集う
このお店じたいに心平さんの気配が宿っているなあと思いました。

心平さんを抜きにしても(失礼!)
著者の金井さんがこのお店で働くようになったきっかけや
そして2013年にお店が「閉校」になるまでのエピソードの数々は、
NHKのドラマ(かつての「銀河テレビ小説」「ドラマ人間模様」みたいな・・・みなさまご存知?)
を観ているような、なつかしいあの日の風景が行間から浮かんできました。
ちょっとわくわく、ちょっとほろりとさせらる本でした。

私にとっては
草野心平さんの食べ物に関する本はこのブログでも時折紹介してきましたが、
 『火の車板前帖』http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06
 『口福無限』http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-06-09

この『酒場学校の日々』も、心平さんをとりまく人とたべものを知るこのとのできた1冊でした。
そして「あ~酒場学校に一度でかけてみたかった!」と思った読後感。


金井真紀さんの記事が2018年1月14日の毎日新聞・くらしナビのページにでていました
(今はもう4月・・・あいかわらずの更新の遅さでスミマセン)。
ご著書『パリの素敵なおじさん』(柏書房)の紹介とバー「酒場学校」について語っておられる内容。
13.jpg


バー「酒場学校」の看板は、現在は福島県の
いわき市立草野心平記念文学館 http://www.k-shimpei.jp/index.html
常設展示室にお店の外観を模した形で展示されています。
今度あの看板を観た時には、その向こうの人間模様が見えてくるかな。

いわき市立草野心平記念文学館
2018年度のスケジュールを拝見すると
http://www.k-shimpei.jp/pdf/2018.pdf
  7/7-8/26「宮沢賢治 -賢治の宇宙、心平の天ー」展
  9/1-9/30「賢治と心平の手紙」展示 
  10/7   「渡辺えりさん講演会」
  来年の1月以降は
      「草野天平」展(心平さんの弟が天平さん)      
       居酒屋「火の車」展 が開催予定

      どれも・・・気になります。全部参加したいけれど、むむうっ。悩みます。

コメント(0) 
共通テーマ:blog

やったー1000番目! これからもよろしくおねがいします [本と雑貨とそれから雑記]

いつもこのブログを見ていただきましてありがとうございます。
このブログの左上にある記事数を見てみれば、この記事が1000番目でした。
わー、我ながらびっくり。そしてやっぱりうれしいです。

一番最初の記事を書いたのが2007年10月2日
「はじめまして」
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2007-10-02

それから10年と6カ月 
更新が「長期休暇」のこともしばしばあったはずなのに、
おおよそ3~4日に1本更新してきた計算になります。
閲覧数の累計(2018.4.26.17時現在)は1654866です。

訪問いただいたみなさまに感謝です。
本当にありがとうございます!!
みたよー、読んだよーが続ける力になっています。
とはいえ更新は呑気なスピードなので2000番目はいつになるかな?
あせらずぼちぼちとやっていきますね。

「はじめまして」でかいたこと・・・

ブログでは、身の回りで出会ったおいしいもの、
絵本や童話、おはなし世界でみつけたおいしそうなもの、
宮沢賢治の作品と出会ったことで知った東北のおいしいものたち、
などを中心に紹介していきたいと思います。
たべものばかりではなく、
光や風や、なにかほっとできるものも、
私にとっては「おいしいもの」なのです。
どうぞよろしくお願いいたします。


10年後の今も気持ちは同じです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


コメント(4) 
共通テーマ:blog

昨日はたのしいひな祭り [本と雑貨とそれから雑記]

昨日2018年4月18日は旧暦3月3日。
旧暦おひなさま。それで我が家の夕餉はちらしすしでした。

神戸は桜はすっかり葉桜だし、目に青葉・・・な新緑の季節ですが、
東北は今が桜の季節ですね。岩手では今週末頃が見頃でしょうか??
桃や梅も色んな春の花が一斉に咲きだすころ。

東北では旧暦のお雛様の方が合うなあと思います。

3月に花巻・茶寮かだんさん
 http://www.kanko-hanamaki.ne.jp/spot/article.php?p=379
 
で飾ってあった須美子さんの貝雛
写真写りわるくてごめんなさい~
以前の、花巻文化村での記事 こちらには貝雛一杯写っていますので見てね
 ↓
 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-01-20

夕方のかだんさんの和室は薄明るくて、
そこで貝のお雛様たちぽっと周りを明るくしていました。
61.jpg
そういえば、かだんさんでは女子4人で「甘酒」をいただいたのでした。
今思えば、まるでひなまつり♪
62.jpg
お庭にある賢治さんゆかりの花壇はまだ冬の気配でしたが
63.jpg
今はもう春の花壇になっていることでしょうね。

我が家の貝雛は今朝かたずけました。
・・・決して3月に片付け忘れたから
   「じゃ旧暦に」というわけではありません(ふふ)!?


コメント(2) 
共通テーマ:blog

希望郷いわて文化大使 2018 [岩手のおいしいもの]

昨年からご縁をいただいた希望郷いわて文化大使
 昨年の記事より
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-08-13

岩手県より平成30年度の委嘱状をいただきました。
11.jpg
「希望郷いわて文化大使」
 http://www.pref.iwate.jp/kouchoukouhou/taishi/index.html

本県の文化を中心とした魅力等を県外において情報発信していただき、「岩手ブランド」の確立に向けた県の取組みに寄与していただくとともに、本県に理解や愛着を持つ岩手ファンのネットワーク拡大を図ることを目的として設置した制度です。(希望郷いわて文化大使HPより)


この1年もひきつづき、岩手ファン、賢治ファンとして
岩手で出会ったあれこれ、関西で出会った岩手のことなどをお伝えしていこうと思っています。
がんばってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


コメント(4) 
共通テーマ:blog

春の きた東北 [散歩と旅と]

関西では桜の季節も終盤ですが、岩手をはじめ東北はこれからですね。
いつもお世話になっている
北東北三県大阪合同事務所 http://www.kitatouhoku-osaka.jp/
から青森・岩手・秋田の2018桜まつり 春のイベント情報がとどきました。
案内のタイトルは「春のきた~北東北」ってことかな!?
2018.jpg
岩手県は
4月10日(火)から開催の「北上展勝地さくらまつり」(北上市)からはじまり
5月4日(金)から開催の「碁石海岸観光まつり」(大船渡市)まで
4月―5月上旬の間、各地でさまざまのおまつりが開催されます。
※日程は変更になる場合があります
桜前線北上中の東北3県 楽しみですね♪


コメント(0) 
共通テーマ:blog

Machicoco マチココ 6号 [本と雑貨とそれから雑記]

花巻まち散歩マガジン Machicoco マチココ6号のご紹介です

2017年4月創刊で隔月発行です。
 前号5号の紹介記事はこちら
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-12-28

10.jpg
6号のご紹介が今頃になってしまったっ!
2018年2月発行で今回もIWATE STAR ブランドさんのお洒落なパッケージに入って届きました。
今回の特集は「賢治の足跡 光太郎の足跡」です。
宮沢賢治と高村光太郎それぞれゆかりの場所を紹介しています。
表紙、そして表紙をめくると、賢治とも光太郎ともゆかりある
佐藤隆房花巻病院長宅が映っています(普段は非公開。一般の人は見学不可)。

賢治と光太郎、花巻でゆかりの場所はたくさんあれど
今回紹介されているところは花巻駅から歩いていける場所も多いので
この冊子をもって「あ、ここだ」と見つけて歩くの楽しそうです。

そういえば3月に花巻に出かけた時
茶寮かだんさん (記事は11月の)
 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-12-09
ファームプラスさんでも
 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-04-11
Machicocoコーナーありました。

次号7号は4月20日発売予定
(それまでにブログアップできてよかった~でも本当にぎりぎり、反省)
次号から2年目になるマチココさん、編集後記には「内容充実リニューアルの予定」とありました。
どんな感じになるのでしょうか次号も楽しみにしています。


花巻まち散歩マガジン「Machikoko(マチココ)」
発行 合同会社Office風屋
花巻市内とWEBでしか手に入れられない冊子です。
 冊子についての詳細はこちら→★(マチココFB) 
 と、こちら
 → http://iwate-starbrand.com/?pid=116386901

コメント(5) 
共通テーマ:blog

安斉重夫の幻想の世界展Ⅱ@福島県須賀川市 [宮沢賢治]

賢治仲間、ポラーノの仲間として
 →こんな仲間 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06
仲良くしてくださっている安斉さんご夫妻から個展のお知らせが届きました。
ありがとうございました。本日14日から開催です。

安斉重夫の幻想の世界展Ⅱ

日時 2018年4月14日(土)-22日(日)10:00-18:00
   ※17日(火)はお休み
会場 ギャラリーマスガ
   福島県須賀川市北山寺町260
   会場の詳細はこちら http://gallery-masuga.com/
安斉展1.jpg
安斉重夫さんは鉄の彫刻家です。
2011年に花巻市の宮沢賢治イーハトーブ賞奨励賞を受賞されています。
賢治の作品世界を表現した作品も多数作っておられます。
お近くの方、この期間に須賀川のあたり旅される方、ぜひぜひおでかけください♪
安斉展2.jpg
今年はフィンランドでも個展をされるのですね。 ご盛会お祈りいたします!
安斉さんのHPはこちら 
http://www.anzaishigeo.net/



コメント(0) 
共通テーマ:blog