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さわや書店の「文庫X」 [岩手のおいしいもの]

盛岡に出かける時は必ず立ち寄る本屋さん「さわや書店」さん。
店員さんからも本への愛がじわじわ伝わってくる大好きな本屋さんのひとつです。

10月に花巻に泊まっていた朝に、ご飯を食べながらぼーっとテレビをみていたら
そのさわや書店さんが「めざましテレビ」に登場したのでした。
番組の内容は、さわや書店さんがはじめた「文庫X(エックス)」という本の企画について。
http://news.biglobe.ne.jp/minmato/000000041.html

私の予定は、ちょうど今日から盛岡です。
なんてラッキーだ、とばかりに、盛岡駅前のさわや書店フェザン店へ。
3月のおいものせなかでの伊藤さんの講演会を聴いて以来、
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-10-7
お会いしたかった田口店長がレジに。
これもまたうれしいことでした。

で買ってしまった。
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このカバーはコピーしたものを一冊ずつ店員さんがカバーしているそうです。
タイトルなどが見えないように、黒く塗っている工夫も凄い。
写真に撮ると光るので撮りましたが、
さらにこの上に透明フィルムで包まれて、中が見えない、読めないようになっています。

この本を取り巻く、手書きメッセージの力強さ!
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裏面も!
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ネタバレはしません。

中身は買ってのお楽しみ。

今、ゆっくり読んでます
私にとって、ゆっくりでないと読めない内容です。
背表紙にある通りの、入魂の1冊でした。
メッセージの通り、こんな機械でないと手にしていなかったです。
感動したり、憤ったり、
世の中と自分の常識を考えなおしたりしながら読んでいます。

図書館とはまた違う、本屋さんでの本との出会い。
こんな風にこの本との出会いを作ってくれた
さわや書店さんに感謝です。ありがとうございました。

「文庫X」は、テレビ放映の前から話題になっていたようで、
全国の本屋さんでも取り扱っているようです。
中身は同じで、わや書店さんと同じブックカバー仕様のと
それぞれの書店さんオリジナルブックカバーのものがあるそうです。
お近くで見かけたら注目してみて下さいね。

★さわや書店さんの「文庫X」と、全国で扱っている本屋さんについての
 詳しくは以下をどうぞ
 →https://twitter.com/sawaya_fezan


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今頃ですが・・・9月の岩手本 [岩手のおいしいもの]

 ひとつ前の記事で「妖精と魔女の読書会」のことを書きましたが、
そのため妖精、魔女、妖怪に想いを馳せていたせいのようです。
むむ、ここ数日「みなさん」がいたずらしている。
昨年のクーナ探しで一眼レフカメラが壊れ、金沢行き飛行機が欠航になったのと同じ感じ。
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30

ここ数日、次々と、
  FAXと留守録が再生できない~。
 プリンターが印字できない~。
 CDデッキ(今もCD派)が時々勝手に止まる~。 わはは。でもね、めげません。

ただ、
★「賢治と食」でお問い合わせいただいた方、
留守録を1度だけは聞けたのですが、その後再生不能。
FAXも見られず。
連絡先も、お問い合わせの内容もわかりません。
大変申し訳ありませんが、
このブログ見ておられたらご連絡下さい。
(見ていない可能性高いですよね。
本当にごめんなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてそうして、記事のほうもめげずにがんばります!
今頃ですが、8月、9月に見つけた岩手関連の本やパンフレットなど。
いくつかピックアップしてご紹介します。
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写真 上段真ん中にあるのは
★花巻市PR誌の「花日和」2016年9月秋号
  表紙は紅葉まぶしい高村山荘
  賢治関連の記事は
    花巻の秋の田んぼの風景をバックに「クスコ-ブドリの伝記」の一節が載っています。
    賢治120篇記念グッズ特集ページも・・・こんなにいろいろあったんだ!
    ふるさと納税の記念品にもなっているそうです。
そのほか鉛温泉藤三旅館、
マルカン復活に活動されている上町家守舎を運営している母体の花巻家守舎がリノベーションした小友ビルのレストランとカフェ(今度行かなくちゃ)の記事など、

冊子は花巻市内等で配布されていますが、
◎「花日和」は花巻市のHPからPDF版で見られます。
 →https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/417/hanabiyori/index.html

写真 上段左は
★東北新幹線に乗ると読めるJR東海のPR誌「トランヴェール9月号」
特集は「妖怪、新潟に現る」
作家の荒俣宏さんが妖怪探偵団になっている特集ページでしたが
河童(かっぱ)や鵺(ぬえ)、怪猫(かいびょう)など実に詳しく取材されたページで
これは保存版でした。
岩手で妖怪と言えば遠野を思い浮かべてしまいますが、
新潟にもいらっしゃるのです。でかけてみたい!

写真 下段左は
★宮沢賢治記念館で「賢治の青春」展を観に出かけたときにいただいたパンフレット。
8月から9月に開催された二つの特別展
「雨ニモマケズ」展と「賢治の青春」展のパンフレットは1冊になっています。
普段は見られない「雨ニモマケズ」手帳と、「アザリア」6冊が一緒に見られるので、
賢治ファンには大切なパンフレットです。

写真 下段真ん中 黄色い表紙の冊子は
★「KENJI LIFE 賢治さんをもっと知るためのガイドブック」
9月21日の賢治祭会場で参加者に配布され、私も1冊いただきました。
賢治ゆかりの地の紹介や、
星、植物、音楽、食、鉄道、平和をテーマに賢治を紹介したページなど
賢治生誕120年を迎えた賢治のプロフィールと、賢治をテーマに花巻を歩くときに役立つガイドブックの両面を楽しめる1冊です。

ところで
この「kenji Life」18ページの
「賢治グルメ」のページで、気になる点と、間違いを見つけました。
私も賢治作品にでてくるおいしいものなどがでてきてお気に入りページです。
なのであえておしらせしますね。

○その1
「賢治が岩手登山の時に持っていったという食パンは盛岡の横沢パンではないか?」という推測。
  →可能性は高いけれど、いまひとつ根拠が弱いような気がします。

○その2
「他にもワインをアレンジした「王水」や「電気ブドウ酒」などオリジナル・ドリンクも作って振る舞い、好評でした」
  →「王水」はたしかにワインをアレンジしたもののようです。
   これは関徳久也『宮沢賢治物語』にそのエピソードが出てきて
   賢治が花巻農学校教師時代に仕事の後に友人知人の教師にふるまったようです。
   本当の王水は、塩酸と硝酸が混ざった液体なので到底のめませんが、
   賢治の王水は、うすめたブドウ酒に甘味や酒石酸、重曹などを混ぜたもののようで、
   たぶん酒石酸と重曹でシュワっとした飲み物だったはず。   
   お茶目な賢治さんですよね!?

   ただし、もうひとつの「電気ブドウ酒(電気葡萄酒)」の紹介は間違いです。
   こちらも何を参考にされたのか、ちょっと根拠が弱いです。
   電気ブドウ酒は、ワインではなくて、黒豆の煮汁から作った飲み物です
     (ただし上記の文章は、電気ブドウ酒=ワインを指しているのかあいまいで
    わかりにくかったので、私の読み違いだったらすみません)。
   
   電気ブドウ酒は、賢治が、東京で焼鳥屋をはじめた草野心平に、
   ワインより安くできるでしょう、ということで送った手紙に記されていたものです。
   そのことは心平の著書『わが賢治』の「賢治からもらった手紙」の中に
   「電気葡萄酒」として登場するだけ。
   レシピは心平がその文章の中で細かく残してはいるけれど、
   賢治が心平に送ったその手紙自身は存在しておらず、
   賢治が実際作ったのかどうかは不明です。
   だから作って振る舞い、好評だったわけではないのです・・・。

重箱の隅をつついてすみません。
しかし、ちょっとした勘違いから
「賢治が食べました、飲みました」という思い込みで伝説化したり、
はたまたそこから商業的世界に進んでしまってはいけないなと、
このことは私自身が(「賢治と食」について考える時)特に気をつけよう、
気をつけなくては、と思っていることなので、お伝えしました。
これは、賢治のエピソード全般に関していえることですよね。
生意気ですみません。

電気葡萄酒は、もちろん私もお気に入りの賢治ドリンクです。
これまでに再現していろんな人と楽しんできました。
こちらをご覧ください★

賢治グルメのページの最後で
「賢治は美味しいものをより美味しく食べる術を知っていたのです」の一言には
とってもとっても共感しています。


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妖精と魔女の読書会 [絵本]

本日10月31日はハロウィンですね。
ここ数年で日本ではわいわいと盛りあがっておりますが・・・

先日2016年10月28日に
我が童話と宮澤賢治の師匠・松田司郎氏主宰「しりとんの会」で
「妖精と魔女の読書会」というブックトーク的な講座をさせていただきました。
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「しりとん」とは「しりきれとんぼのかい」。
童話や本、創作をテーマにわいわいと語り合う仲間たちの会です。
実は私もしりとんメンバーなのですが、
全然参加しておらず・・・すみません、の長年幽霊会員。
そんな私が妖精や魔女のおはなし、というわけです。ほほ。

さて今回の講座

 妖精や魔女ってなんでしょう。
 私たちはその存在を想像し、あるいは創造し、
 物語や伝説として語り、意識してきました。
 前半は、彼らのことを少しご紹介。
 後半は「妖精や魔女になって」読書会をいたしましょう。

と言う内容です。

会場は大阪東成区の「スペースふうら」
 http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/02gal.pak/03gal-tikamiti/03rental-gal/fuura.html
しりとんメンバーの、はたさんのギャラリーです。
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夜7時になると集まってくるメンバー
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さてはじまり、はじまり
私は、ハロウィンの起源、魔女、妖精、妖怪について
おすすめの本や絵本とともに、
浅くて薄っぺら~い知識を総動員してお話させていただきました。
それを基に、
参加者のみなさまからそれらを深めるいろんなお話しがでてきました。
ふむふむ
  …例えば、「ピーターパン」が生まれる物語の最初のおはなしのこと
   ネバーランドは、別の言葉(ラテン語?でしたか??)ではユートピアになること
   『菊と刀』の最後には「魔女狩り」のことばがでてくること
   魔女が空を飛ぶときに塗る軟膏のこと
   宮沢賢治の作品にでてくる、山男や山猫たちのこと
   白魔術と黒魔術、そしてそもそも善悪の堺目や違ってなんだろうかということ
   人間の想像力から生まれたものたちのこと、気配のこと・・・などなど。

参加者のみなさまから、おすすめの「魔女・妖精」本も紹介していただきました。
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ところで実際
10月から11月と言うのは妖精や魔女にとって特別な月のようなのですよ。
特に今年は・・・・
  ・10月31日(2016年は月曜日・仏滅)の夜はハロウィン。
   その起源はケルトの収穫祭。大晦日のおまつりという説も。
  ・11月1日(2016年は火曜日・大安)は古代ケルトの暦では冬のはじまり、新年
   プロテスタントのキリスト教では万聖節(サウィン)。全聖人を祝う日。
   それでこの日は1年に数回しかない、妖精と人間界もつながりやすい日
   という説もあるようです。
  ・日本では・10月は神無月 旧暦10月は10月31日―11月28日まで
  ・2016年10月31日は月に2度目の新月(1度目は10月1日)
   これをブラックムーンというそうです
  ・2016年11月14日(月)今年一番大きい満月(スーパームーン)がのぼります。

こんなわけですから
むむ、クーナ探しもしたくなるここ数日ですね。
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30

この日は「魔女や妖精を楽しめる装いでお越し下さいと」一声おかけしたところ、
写真その1
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帽子やマントや、ひそやかな魔女バッチや、ねこ耳やら
工夫も様々、いろんな魔女や魔法使いが集まりました。
写真その2
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ご参加のみなさまありがとうございました。
そして幽霊会員である私にあたたかいまなざしで
楽しい機会をつくっていただいたことに改めまして感謝いたします!
ありがとうございました。


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和製キウイ!? さるなし [果物たち]

うさぽんさんからいただいたサルナシ
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タイトルには和製キウイと書きましたが、しっかりとキウイの仲間です。
キウイついてはこちら→★ウィキペディア

こんなに小さいのに、
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味はキウイをもっと濃くした甘酸っぱさ。
ジャムにしてもきっとおいしいだろうなあ。

半分に切ると、ちゃんとキウイの顔をしています。
そして甘酸っぱいいい香り♪
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キウイが日本に輸入され有名になるずっと前から
日本の森の中で自生していた果物です。
今の私たちには、キウイはなじみの味ですが、
キウイ来日前の日本人の舌には、
さるなしの濃い甘さと酸っぱさと
ちょっとピリッと来る感じと、粒つぶ感は、「珍味」だったはず
(だから下で紹介したさるなしドリンクの解説にも「珍味」と書いてあるのでしょうね)。

猿が好んで食べるからサルナシ=猿梨というそうですが、
森の熊や動物たちも大好きな果物のようです。
もちろん人間も大好き。私も久方ぶりの再会に喜びました♪
詳しくはこちら→★ウィキペディア

実は今回うさぽんさんからいただいたタイミングというのは、
なんとなんと、
さるなし食べたなー、また食べたいなあーと
岩手で買ってきた加工品をながめていたときだったのです。
その加工品とは・・・

「さるなしドリンク」
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岩手県九戸郡軽米町でつくっています。
10%サルナシ果汁入り飲料です。
岩手では一部の地域では自販機でも売っているというのに、
おそらく岩手でしか買えません。

この缶に書かれた「さるなし」の説明は詳しいです。
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「さるなし」は、マタタビ科の植物で山野に自生します。
東北・北海道では「コクワ」「コガン」などと呼ばれています。
古くから珍味として親しまれてきました。
さるなしのさわやかな味と香りのドリンクを
さるなしの里「かるまい」からお届けします。

生のフレッシュな甘い酸っぱさはなくなっているけれど、
ハチミツ入りで、優しい甘さで飲みやすいドリンクです。
珍しい果物でつくった飲み物、ということでも楽しめますよ。

岩手県の軽米をはじめ、
長野や山形などでは栽培されているというさるなしですが、
傷みやすいので、さるなし自身はなかなか(都会の)市場には出回っていません。
やっぱりそう言う点では珍味です。
ぜひ見かけたらラッキーとばかり味わってみて下さい
(おお、我が家にあるぞと言う方もいらっしゃるかもわかりませんが)。
(注)キウイなどの食物アレルギーの方は、ご注意くださいね!
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うさぽんさんどうもありがとう、ごちそうさまでしたー。


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広島からありがとう [おみやげ]

10月はブログがんばる月間と勝手に決めながら
しばらく間が開いてしまいました・・・岩手に出かけておりました。
その報告は、またこんど。

そしてこの時期にこのタイトルなんてまるで広島カープネタみたいですが、
そうではありません。いかがわしくてスミマセン~。

この3月に世界一周旅行から帰国された、うさぽんさんネタです!
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-03-22

うさぽんさんは、今は広島で、農を中心に暮らしておられるので、このようなタイトルになりました。
私は彼女のブログを訪問するのも日々の楽しみなのですが、
そのうさぽんさんから先日、お手紙と小包が届きました。
ふりかえってみれば、彼女の帰国後初めての「国内便」だ。

ありがとうございます。
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お手紙と、
うさぽんさんとかめぽんさん+ご家族が精こめてつくった秋の味覚の数々。

新米は、ぬかるんだ田んぼで稲刈りした記事を読んでいたので
http://blogs.yahoo.co.jp/soymononoke2000/41424300.html
ああ本当に感謝です。
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うさぽんさんがつくったジャンボパプリカは
豚肉との炒め物に。
それからマリネにしていただきました(写真なし)。
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パプリカマリネは
種とヘタをとったら、食べやすい大きさに切って、
レンジで3分ほどチン。
そして酢と塩、こしょうをふりかけ、ざっと混ぜたら
最後にオリーブオイルで和えてできあがり。
簡単だけど、パプリカの肉厚の味と食感が楽しめるおすすめレシピです。

こんなものも♪
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そしてこれは
「さるなし」といいます。
傷みやすいので流通にはほとんどのらないので、
都会ではまず味わえない、めずらしい果物なんです。
とってもおいしい果物で、私も大好き。
だけど本当にひさびさの、さるなしとの再会。涙。
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ということで、さるなしについては、次の記事でじっくりと!?

秋の味覚ありがたくいただきます。
うさぽんさんどうもありがとう!!

★うさぽんさんの世界一周ブログはこちら
 http://ameblo.jp/soymononoke/
  と 
 帰国後のうさぽんさんブログはこちら
 http://blogs.yahoo.co.jp/soymononoke2000


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小学6年生と賢治を叫ぶ2016 今年は再会篇 [宮沢賢治]

今年も小学6年生のみなさんと
宮澤賢治のことを考えたりおはなししたりする季節がやってきました。

2016年10月18日
昨年につづき、芦屋市立朝日ヶ丘小学校へ。
 ★昨年の報告はこちら
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-10-26
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朝日ヶ丘小学校での賢治の授業は今年で7年目になります。
こうして今年もおはなしできる機会に感謝。
 ★これまで6年間の朝日ヶ丘小学校の授業風景は
   →こちら一覧を

雨ニモマケズ手帳のレプリカを見てもらったあとに
をみんなで声を出して読んだり、

うつむく賢治さんの写真のエピソードをお伝えしたり、

やまなしの実物(アルコール漬け)や写真を見てもらったり、
岩手の写真を見ていただいたり、

そして今年は「もりおか弁ラジオ体操」CDを携えて
みんなで体操しました!
「何言ってるのわからない~」という声がでました!
うはは、笑い声。

じっとおはなしをきいて、メモをとったり、
質問と感想の時間には、
「賢治さんのおはなしを読むならどれがおすすめですか」
「雨ニモマケズ」はどうしてカタカナで書いてあるのですか。
など・・・それぞれ自分の言葉で質問したり語ってくださる方が多かったです。

毎回、伝えるって難しいと反省しておりますが、
私はやっぱり今回も、説明ばっかりだったかな、とか
話が長くなってしまったかしら、と少々・・・。
しかし6年生のみなさんと岩手や宮沢賢治のことを共有できた感じがしています。

そして今回は、なんとなんと
2011年に授業をさせていただいき、給食も一緒にいただいた
小学1年生のみなさんが、今年の小学6年生のみなさんだったのでした。
★2011年の様子はこちら
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2011-11-04-1

ということで、5年ぶりに再会したみなさん。大きくなったなあ。
そんなことも感激の今回の賢治の授業でした。

しかし6年生のみなさんは5年前の授業を覚えておらず・・・涙。
まあ、でもそんなものです。ふふ。

これを機会に、宮沢賢治や彼の作品をたのしんだり、
岩手や東北に興味をもってくださったり、
本を詠むこと自体を楽しむ機会に少しでもなっていたら幸いです。

田渕先生、森谷先生、後藤校長先生
どうもありがとうございました。


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一関の旅ごはん もち御膳 [岩手のおいしいもの]

前の記事の続き・・・一関さんぽの最終回は「もち御膳」

一関地方といえば「もち」。餅文化の地域です。、
そのはじまりは江戸時代の伊達藩の行事にはじまり、400年の歴史があるそうです。

しかし餅と言っても、当時は飢饉や冷害でお米がなかなか取れない地域です。
だから、江戸時代にはくず米や未熟のお米や雑穀などを混ぜたお餅を作っていました。
それらをおいしくたべるための庶民の工夫から様々な食べ方や調理法が今に伝わっているそうです。これもまた、前の記事の飢饉の歴史にもつながりますね。
先人の知恵がつまった食文化は、現在では味のバリエーションも広がってその数は300種を超えるとか。
★一関もち文化の詳細は観光協会HPから
「もちMAP」「もち本膳」のパンフレットに詳しいです(オススメ)
http://www.ichitabi.jp/guidebook/index.html

そんな一関地域でがんばってる岩手のゆるきゃら「わんこきょうだい」の
この地域担当は「おもっち」さん。お椀の中は、ずんだ餅。
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ね、そんなことを知ると一関で餅料理が食べてみたくなるでしょう!?
だから、一関で味わってきました。
ガイドブック等をみると色んなお店が出ているのですが、
その中で私は7月8月2回で、2軒のお店にでかけることができました。

★芽吹き屋一関駅店
一関駅の改札を出てすぐ左手にあるお店です。27.jpg
★芽吹き屋さんhttp://www.mebukiya.co.jp/
 花巻市石鳥谷に本社のある和菓子のお店です。
 2年前には工場見学にいったことがありますが、おいしいおだんごがいっぱい。
 じゅるる~でした。
 ★http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-04-26

その一関のお店には、お餅をつかったおやつメニューが豊富でした。
お餅のチーズフォンデュなんて創作料理も気になりましたが、
今回はランチメニューで、力持ちそば、おだんご2串つき。
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丸餅が1個入っています。
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おだんごは、ずんだ、あん、みたらしから2種類選べます。
ずんだとあんをえらびました。お漬物もついています。26.jpg


★世嬉の一酒造
敷地内にある「蔵元レストラン 世嬉の一」
http://sekinoichi.co.jp/cuisine/
JR一関から歩いて15分くらいのところにあります。
まちなかをぶらぶらおさんぽしてお腹がすいたら立ち寄るのにいい場所です。
大正時代の酒蔵をつかったレストランです。
もち本膳は要予約だったので、餅料理の付いた「手切りはっと膳」をいただきました。
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はっとは、花巻だったら「ひっつみ」 山梨だったら「ほうとう」
すいとんとはちょっとちがうの。
小麦粉を練った生地をうすくのばして、沸騰したお鍋に入れます。
その作業が楽しい♪
お鍋にはお肉と野菜も一緒に煮込みます。
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小皿は切干大根の炊いたものと、豆腐の酒粕漬け、昆布の酒粕漬けの3種盛り。
酒粕はもちろん、こちら世嬉の一酒造のもの。
豆腐も昆布も酒粕に漬けると美味しくなりますね。まねっこしてお家でも作ってみます。18.jpg

日本酒だけではなくて地ビール(クラフトビール)もつくっている世嬉の一さん。
お酒好きには「口福」です。
今回は観光協会でビール試飲チケットをいただいたので使わせていただき
ビール。
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でもビールも様々な種類があって迷いますよ。それがまたしあわせですけど。

はっとと一緒にもち御膳もでてきます。
左上から時計回りに、
あんこもち(伝統もちの代表)、
ずんだ(枝豆をすりつぶした餡)、
じゅうね(エゴマのことを「じゅうね」といいます。その実をすりつぶしたもの。ごまみたいな風味です)、
沼えび(サクサクした食感)
真ん中は大根の「なます」です。のどの通りを良くするためにいただきます。19.jpg

要予約のもち本膳は、お作法も学べるそうです。いつかこちらも味わってみたい!
こちらのレストラン、夜は要予約らしいのですが、
酒蔵のナイトツアーなどもあり(参加してみたいなあ)、
夜は夜で楽しそうです。HPなど要チェックです。

敷地内には酒造り文化の学べる博物館(有料)と、
いちのせき文学の蔵(無料)もあります。
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一関ゆかりの文学者12人の著作や直筆原稿が見られます。
当時中学生だった井上ひさしさんが一家でこの土蔵で暮らしていたという
エピソードもあって、これは驚きました。

お酒と地ビールの直売所も、一度はいると誘惑が多くてなかなか出られませんよ。
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直売所のとなりのカフェも静かで落ち着きます。
麹入りのアイスクリームをいただきました。
お酒を造る時の仕込み水もいただけます。
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敷地には神社の小さな祠もあって、おいしいものをいただきながら呑みながら
半日ゆっくり過ごせる場所でした。
ところで名前の由来は
一関(いちのせき)を逆さによんだら「世嬉の一」なんでしょうか!?
★HPはこちら→ http://sekinoichi.co.jp/


★松栄堂総本店
岩手のお土産で有名な、ごますり団子や田むらの梅などをつくっている
松栄堂さんの本店が一関にあるのでした。知らなかった~。
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洋菓子もあり、ここでしか食べられないものを食べていこうと
ずんだシュークリームをいただきました。
特別にイートインコーナーはないのですが、ここで食べたいと伝えると
お茶をだしてくださいました。和菓子やさんって心静かになりますよね。
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そんなこんなで、一関は歩くのに丁度いい距離感の町。
食べて呑んでの旅ごはん。とっても楽しい時間でした。

ほかにも餅料理のお店や、蔵ホテル界隈、春や秋の釣山公園など
気になる場所は色々あるので、また出かけてみたいと思います。

ありがとうございました♪


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一関ぶらぶら [散歩と旅と]

前の記事のつづきです
夏に歩いた一関さんぽのご報告

駅前の大槻三賢人像
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三賢人
先ずお一人目は「大槻玄沢」
江戸時代後期の蘭学者・大槻玄沢(おおつきげんたく)のことは
中学・高校の社会の科目で出てくるかと思います。
テストに出てくるとこの方のお名前、読み書きが大変なのよね。
それで読めるようになる。

その大槻玄沢さんは一関藩出身ということは、私は一関にくるまで知りませんでした。
『解体新書』の翻訳で有名な杉田玄白・前野良沢の弟子。
「玄沢」とは、師である2人から一文字ずつもらってつけた通り名である・・・のだそうです。
★くわしくはこちら→ウィキペディア

お二人目は、大槻玄沢の息子
大槻磐渓(おおつきばんけい)さんは漢学者・儒学者
★くわしくはこちら→ウィキペディア

そして三人目は、大槻磐渓の三男、
大槻文彦さんは国語学者。日本で最初の辞書「言海」を作った人です。
★くわしくはこちら→ウィキペディア
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親子3代で日本の近代化に貢献した大槻三賢人。
この3人の人生を追っていくと、時代の動乱と、
西洋の医学や文化が日本に入ってきて、日本が変わってゆく様子なども重なり、
おもしろい大河ドラマになるでしょうね(「仁」も思い出します)。

一関はほかにも賢人・文人ゆかりの町。
大通りには、松尾芭蕉さん
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市内の数か所に芭蕉ゆかりの地があり、
芭蕉ファンには一関だけでも奥の細道紀行ができそうです。
おとなり町、平泉では「夏草や…」のあの有名な一句を詠んでいるのですから
このあたりも歩いていたというわけですね。

そして私が今回注目するのはこの方、
武部清庵(たけべせいあん)さん。
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でも、こんなに立派なレリーフがあるのに
一関観光パンフレットに載ってないのです・・・涙。
芭蕉さんや大槻親子とは違って、メジャーではないということなのでしょうか?
だからこそ、ぜひぜひ、一関ではもっとこの方のことを自慢して下さい。
★くわしくはこちら→ウィキペディア
 むむ・・・ウィペディア間違ってる
      (誤)「たてべ」ではなく(正)「たけべ」です。
       私も以前、間違って覚えていたので反省なのですが。

武部清庵さんは、杉田玄白と交流のあった江戸中期の一関藩のお医者さん。
そして飢饉で苦しむ東北の人々のために、飢饉に備えて、食べられる樹木や草木を調べ、その食べ方や備蓄法等を『民間備荒録』、『備荒草木図』という2冊の本にまとめた人です。

飢饉については、小中高の社会で学んだことが誰でもおありかと思いますが、図書館等で、さらに深くその関連の本を開いてみれば、それはそれは本当にすさまじいのです。
飽食の時代、食べ物の廃棄なんて言葉の乱れとぶ現代社会に生きているのがはずかしくなるほどです。
飢饉や飢餓で苦しむ中、人がなんとしても生きていくために必要なのは、けれどやっぱり食べること。
でも食べ物がない。
その究極の中で人間が生み育んだ智慧・知恵というものは生き抜くための究極のものです。
そしてそれは未来に生きる私たちにも、これから生きるための指針になるかけがえのない財産だと思うのです。
その指南書を作ったのが建部清庵さん。
私はその業績を知って建部ファンになったんです。ね、知ればファンになるでしょう!?

そんな想いも背負った一関さんぽです。
そうして一関図書館へ。
http://www.library.city.ichinoseki.iwate.jp/guide/ichinoseki/
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駅から徒歩約10分。
入口にはSL。1階にはカフェもあり、建物全体がとても解放感があり明るい。
閲覧室の天井は高く、かといって本棚は目線の高さより少し高い程度におさえられていて、
本が威張っているような圧迫感がありません。本たちもみんな機嫌よく並んでいるようなそんな空間です。
こんな図書館なら毎日でも来たいなあ。
と、みなさん思われるのか、今年の貸出数は岩手県立図書館を上回って堂々の県内一位だそうです。
受付カウンターで伊藤さんにもお会いすることができました。
そして学会でお世話になっているSさんにもばったりと(次のご著書たのしみにしています)。

まゆみさんと、武部清庵とベイシーのことをちょっと予習して、そのあとしばらくぶらぶら歩き。
図書館ちかくのこの喫茶店と、
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「なんか効きそう(何に?)」な、昭和レトロなお風呂屋さん。
気になります。
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浦しま公園
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大黒さんとえべっさんにごあいさつ ほんに、ほんに。
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このあと世嬉の一酒造にいったのですが、報告は次の記事で

ぶらぶらさんぽの最後に立ち寄ったのは釣山公園
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ここに建部清庵の野草園があります。
地図を見れば、公園と言っても広い。そしてここは山だった。
坂道登って、ハイキングでした。
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夏のハイキングは暑い、そして目的地はどこにあるのだろう??? 
道のりに、行き先看板がありません。まるで大阪の地下街じゃありませんか。

まゆみさんと、さまよいました(私一人だったら絶対もっと迷っていた)。
ちょっとみてくると、先を急いでがんばった私は、大汗かきかき、気付けば頂上付近。
まゆみさんは蚊にかまれ、かゆいかゆい。

あった~。少し戻って、山の中腹にありました。
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「まごころはすなわち天を救う奇策なり」 清庵野草園

昭和60年に清庵野草園をつくる市民の会が
その著書に出てくる135種の野草から一部を植栽してつくった園とのこと。
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つまり「なにかあったとき」ここにくれば、植物に教わり、助けてもられる場所です。

夏草どもや夢の跡??? 
いえいえ。よくみれば
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ちゃんと看板通りの植物が生えております。36.jpg 

ワラビは生長してシダになっております。
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しかし、わざわざ来る人はいないのか、実にひっそり。
日当たりのいいベンチには若いカップルがいて、
私たち二人がキャーキャ―写真を撮るのを不思議そうに(邪魔だなあって感じで?)
遠巻きに見ておられました。わはは。
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書いてしまうとなんだかおおげさになるけれど、
本当にここは、生き延びるための智慧の詰まった場所。
一関にとっても、この時代を生きる人みんなに大切な場所です。

・・・だからもっとみんなが、たずねやすいように、できれば
 公園の入口からこの野草園の場所まで、行き先看板を作って下さい。
 ぜひとも、よろしくおねがいします。


次は、もち御前 つづく


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東北本線~一関 七月(ジャズ) [散歩と旅と]

この夏、花巻から東北本線に乗って一関にでかけました。
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一番のきっかけは、おいものせなかhttp://oimonosenaka.com/
3月においものせなかであった講演会で
元さわや書店の店長さんで今は一関図書館で選書と言うお仕事をされている
伊藤清彦さんのお話を聞いたことからでした。
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★講演会の様子はこちらおいものブログから
http://oimono-senaka.blog.so-net.ne.jp/2016-03-28
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伊藤さんのお話を聞いて一度、一関図書館に行って見たいなぁと思っていたんです。

そして一関にをたずねる機会をねらっている間に
おでかけテーマが4つできました。
「図書館」「ジャズ」「もち御膳」「先人の智慧」です。
なんのことやらわけがわからないでしょ!?
でもこのテーマで以下のように周ったんです。

花巻駅(SL銀河と遭遇)→一関駅(ポケモンと遭遇)→駅前の「大槻三賢人」→駅前の観光案内所でパンフレットなど物色、お店のことなど教えてもらう→小腹が空いていたら駅前の「芽吹き屋さん」で餅おやつ→道すがら「武部清庵」と「芭蕉」のレリーフチェック→「一関図書館」→「浦しま公園」→「世嬉の一酒造」でお昼ごはん「餅料理」→ジャズ喫茶「ベイシー」→「松栄堂総本店」でおみやげ探し→「釣山公園」で武部清庵に想いを馳せる→「亀の子せんべい」(お土産に気になる)→一関駅

これで半日から1日を一関で過ごせますよ。
元々の参考にしたルートは一関観光協会のHP
http://www.ichitabi.jp/
こちらのページにでている「04城下町散歩」です。とても参考になりました。
一関界隈は、私のように車を運転しない者にとっての
ぶらぶらお散歩におすすめの町でした。

ではちょと詳しくご紹介
 ・・・7月は、まゆみさんも一緒でした。どうもありがとう!

7月某日の土曜日午前10時半ごろの花巻駅
向かいのプラットフォームに
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ジパング号。盛岡から平泉に向かう途中です。ちらっとみえただけでもうれしい。

そのあとしばらくすると、1番線にSL銀河がはいってきます。
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花巻を始発にこれから釜石に向かって出発です。

プラットフォームには鹿踊り(ししおどり)。
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SL銀河の運行する月の土曜日10時半は要チェック。花巻駅にぎやかです。
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ポポーと汽笛を鳴らして出発するSL銀河を見送って、
一関方面のプラットフォームにむかいます。

大谷君のポスターも目立っているのはさすが花巻!
日ハムおめでとう~!!
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一関方面の電車に揺られて約45分。
今度は「一関駅」に降りたとたんから、楽しいです。
なぜなら                          ↓ ここの右端
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あ、ポケモン!

こんなところにも
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ここにも! 改札口までに、いくつもあります。
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大船渡線では定期的にポケモン列車が走っていて、
この一関が始発なので、ポケモンたちがおもてなしをしているようです。
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一度乗ってみたい・・・。
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改札そばにはこんな記念撮影スポットもあるんです。
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丁度この日は、「日本でも本日からポケモンGO解禁」という日でした。
しかし、一関のポケモンたちは静かに過ごしていました。
聖地ではなかったみたい。だけどこれから人気が出そうですね。

そんなわけで、やっとこさ改札口に行き着くと、
駅の目の前には「大槻三賢人」が出迎えてくれます。
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この方たちについてはまた次回以降に。

そして7月の一関ででかけたのは
ジャズのお店「ベイシー」。
 http://www.liveatbasie.jp/about/
 https://tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3004077/
実は以前テレビで「夜タモリ」と言う番組があり、タモリさんが一関にあるジャズバーのマスターになって時々出演していたのです。「タモリさんが岩手をとりあげれくれているではないですかっ」と私はうれしくて毎週見ていたのですが、実はモデルがいて、本当に一関にお店があることを知り、それを知ったのはたまたま知人から「一関にジャズで有名なお店があるんだよ」と教えてもらったことからで、つながったのでした!

ジャズ好きにはかなり有名なお店ということですが、
町中にひっそりとあり、威張った風ではなく、ドアを開ける前から感じがよかった。
店内には遠くにマスターがいらっしゃいました。あ、タモリさんだ、と言う感じ。
コーヒーカップがマスター画でした。
席はみんなスピーカーの方を向いていて、どこに座っても音を浴びる。
雰囲気だけではなくて、本当に音を楽しめる場所でした。
東京にも神戸にもちょっとない、私にとっては居心地のいいお店でした。
次の予定の都合で1時間半くらいしかいられなかったけれど、
あっという間でした。またいくぞー。

写真を撮っていなくてこの1枚だけ。それだけ居心地がよかったということで。
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コーヒーかアルコール、1杯1000円から。チャージ込み。とても良心的です。
コーヒー1杯でも何時間でもいられます。
あ、コーヒーには、チョコレートやクッキーの小皿もついてきます。
おやつ好きにはうれしいサービス♪

そして7月のベイシーで思い出したのは
賢治の作品・『春と修羅第2集』にある
「岩手軽便鉄道 七月(ジャズ)」(三六九) 
一九二五、七、一九、の日付が入っています。
詳細は『宮沢賢治全集 1』(ちくま文庫)をご覧くださいね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  岩手軽便鉄道 七月(ジャズ)

 ぎざぎざの斑糲岩の岨づたひ   
 膠質のつめたい波をながす
 北上第七支流の岸を    
 せはしく顫へたびたびひどくはねあがり
 まっしぐらに西の野原に奔けおりる
 岩手軽便鉄道の
 今日の終りの列車である
 ことさらにまぶしさうな眼つきをして
 夏らしいラヴスィンをつくらうが
 うつうつとしてイリドスミンの鉱床などを考へようが
 木影もすべり
 種山あたり雷の微塵をかがやかし
 列車はごうごう走ってゆく
 おほまつよひぐさの群落や
 イリスの青い火のなかを
 狂気のやうに踊りながら
 第三紀末の紅い巨礫層の截り割りでも
 ディアラヂットの崖みちでも
 一つや二つ岩が線路にこぼれてようと
 積雲が灼けようと崩れようと
 こちらは全線の終列車
 シグナルもタブレットもあったもんでなく
 とび乗りのできないやつは乗せないし
 とび降りぐらゐやれないものは
 もうどこまででも連れて行って
 北極あたりの大避暑市でおろしたり
 銀河の発電所や西のちぢれた鉛の雲の鉱山あたり
 ふしぎな仕事に案内したり
 谷間の風も白い火花もごっちゃごちゃ
 接吻(キス)をしようと詐欺をやらうと
 ごとごとぶるぶるゆれて顫へる窓の玻璃(ガラス)
 二町五町の山ばたも
 壊れかかった香魚(あゆ)やなも
 どんどんうしろへ飛ばしてしまって
 ただ一さんに野原をさしてかけおりる
       本社の西行各列車は
       運行敢て軌によらざれば
       振動けだし常ならず
       されどまたよく鬱血をもみさげ
         ……Prrrrr Pirr!……
       心肝をもみほごすが故に
       のぼせ性こり性の人に効あり
 さうだやっぱりイリドスミンや白金鉱区(やま)の目論見は
 鉱染よりは砂鉱の方でたてるのだった
 それとももいちど阿原峠や江刺堺を洗ってみるか
 いいやあっちは到底おれの根気の外だと考へようが
 恋はやさし野べの花よ
 一生わたくしかはりませんと
 騎士の誓約強いベースで鳴りひびかうが
 そいつもこいつもみんな地塊の夏の泡
 いるかのやうに踊りながらはねあがりながら
 もう積雲の焦げたトンネルも通り抜け
 緑青を吐く松の林も
 続々うしろへたたんでしまって
 なほいっしんに野原をさしてかけおりる
 わが親愛なる布佐機関手が運転する
 岩手軽便鉄道の
 最後の下り列車である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作品全体に軽快なリズムが流れているような印象で、
私はうきうきしてきます。

「シグナルもタブレットもあったもんでなく
 とび乗りのできないやつは乗せないし
 とび降りぐらゐやれないものは
 ~~
 ふしぎな仕事に案内したり
 谷間の風も白い火花もごっちゃごちゃ 」

この辺りが私は好きです。
飛び乗っておりられるくらいだから、ゆっくりしたスピードなのか、
列車がジャズのリズムを刻んでいるのか、そんな印象がして。

みなさまはいかがでしょうか。

それから賢治とジャズでもうひとつ。
賢治とジャズTシャツをつくったという
ジャズのお店が仙台にあるそうです。
今年は賢治生誕120年で、
こんなところにも賢治さんは出現しているのですね。
気になっています・・・
http://jmb.at.webry.info/201606/article_2.html



 


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花巻ひえカレー納豆 [岩手のおいしいもの]

この春、まゆみさんにおしえてもらって一度食べたらファンになったもの。

じゃ~ん
「花巻ひえカレー納豆」!
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花巻産ひえカレールーを使い、岩手県産中粒大豆使用の納豆。
パッケージには花巻のゆるキャラ・フラワーロールちゃん

側面には鹿踊り姿のフラワーロールちゃん
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つまりパッケージも中身もオール岩手納豆です。花巻ファンはうれしい限り。

ひえカレーとは、文字通り雑穀の稗(ひえ)がはいったカレールーです。
一般的なカレールーにはとろみつけに小麦粉を使うのですが、
小麦粉の代わりに稗をつかっているのです。
花巻は、ひえの生産量全国第1位なので、稗を使った商品を!というわけです。
同じく稗をつかった花巻名物には稗焼酎「稗造君(ひえぞうくん)」もあります。

ひえカレーは、スパイスにもこだわっていて、香りもなかなかです。
しかしマイルドな味で、みんなが好きなカレー味になっています。

ルー自体の小売りはされていないのですが、
町をあげてこのカレールーを花巻名物にするべく
花巻の商工会などが数年前から応援していて
花巻のレストランや食堂で、この「ひえカレールー」を使ったメニューが
だんだん増えてきました。

★私も4年前の東和町で、このひえカレーを使わせていただいて
 「銀河鉄道」ランチ会を開催しました。
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14

そんなひえカレーが納豆とコラボしているんです。私はね、興味しんしんになったのです。
納豆に、ひえカレールーをまぜまぜ。
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たれはとろっとしています。そこが「ひえ」のおかげというわけですね。
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納豆の独特の香りがカレースパイスでほぼ消えるので、
納豆が苦手な方にもおすすめかもしれません。
そして納豆好きな私は、カレー味もありだな、と思いました。新しい出会いでございました。

そのままたべてもいいけれど、
細かく切ったチーズも混ぜて、袋状にしたうす揚げに詰め、楊枝で留めまして、
オーブントースターで焼いたら「おきつね納豆カレー風味」
お酒のつまみや、ごはんのすすむおかずになります。オススメ♪

製造先は花巻市豊沢町にある
★有限会社大内商店
https://www.youtube.com/watch?v=moTMrhbHWLg&spfreload=10

花巻納豆の名前で各種納豆を販売されています。
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↑ 大沢温泉の売店でおみやげに買いました。
花巻の温泉に宿泊すると朝ごはんに
賢治模様のカップに入った納豆が出てくるのですが、
それも大内商店さんの納豆です。

大沢温泉の売店でこんな紹介文 ↓ 見つけました。
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賢治生家に近いところにある大内納豆さん
実は、このお店の先代は宮沢賢治の教え子のお一人でした。

そして
賢治と納豆については、
賢治が盛岡高等農林学校時代、当時の学校には、納豆博士として有名だった村松舜祐村教授がいました。
この村松博士の納豆菌についての研究や業績、
賢治と村松博士との交流、
村松博士と大内納豆さんの先代との関係、
さらには大内納豆さんとサイダー(これは「ワルトラワラ23号」の泉沢善雄「賢治エピソード落穂拾い 賢治とサイダー」で教えてもらいました。
・・・などなど人間関係と納豆をともに追っかけはじめると、納豆の糸のようにねばねば~とあらゆることがつながっていくのです。
が、
そのあたりはもう少し調べてから。
ワルトラワラかどこかでお知らせできるといいのだけれど(むむ、できるのか)。

花巻ひえカレー納豆、ぜひ出会った際には味わってみて下さいね。
花巻なら、市内のスーパーや、だあすこで取り扱っています。


【おまけ】 村松博士について・・・
仙台のスーパーで買ってきました。
川口納豆
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 納豆にも伊達正宗像が出てくるところが、さすが仙台です。

川口納豆さんのパッケージには
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ほとんどの製品に、「村松博士製法」と記されています。
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それは先に紹介した村松舜祐博士の事です。
たれやカラシがついていないのも、美味しさの証なのかもしれません。
さらにパッケージの裏面には、「こだわり」として村松博士のことが詳しく書かれてあります。
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村松博士の納豆菌の研究は、
どれほど今の私たちの納豆生活を支えているかってことです。
納豆万歳!

 


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