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南部藩壽松院年行司支配太神楽 みんぱく公演 [岩手のおいしいもの]

あっという間に12月。師走です。
気分はまだまだ10月位なのですが・・・。

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さて11月18日 久々の万博公園。
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この日は「関西文化の日」といって関西のほとんどの美術館、博物館がフリーで入館出来る日。
お天気にも恵まれて太陽の塔のふもとは紅葉真っ盛り。
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この日、国立民族学博物館(みんぱく)では、岩手県釜石市の神楽の公演がありました。
 関西岩手県人会のHPのほうで案内をのせていたのですが
 そういえばこちらのブログに載せておらず・・・(反省)。
 http://kihiroba.exblog.jp/16677031/ 

みんぱくでは11月27日まで
「記憶とつなぐ 津波災害と文化遺産」という企画展も開催されていて
東日本大震災で主に沿岸部の神楽などの文化遺産がどれほど多くの被害を受けたのか
そして被害に遭った有形・無形の文化遺産を、未来に遺していくために
どれほど多くの人が知恵をだし、尽力したかが伝わる展示でした。

楽しみに出かけた公演は
岩手県釜石市只越町に拠点を置く
南部藩壽松院年行司支配太神楽
(なんぶはんじゅしょういんなんぎょうじしはいだいかぐら)。

みんぱくの林先生の趣旨解説、
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追手門学院大学の橋本先生の神楽紹介の後
釜石市からお越しの13名の神楽衆の舞がありました。

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伊勢神宮での奉納舞以外は釜石から門外不出と言う神楽は、
花巻の権現様や鹿踊りとはまた様子の違う獅子頭様が
甲高い調子の囃子にのって鈴を打ちならし舞い踊ります。


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詳しい解説はこちら
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/workshop/20121118

演目は「とおり舞い」「狂い獅子」
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とおり舞いは本来はこどもたちが演ずる手踊りとのことで
大人のおにいさんたちは少々恥ずかしげ(失礼!)。
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伊勢神宮以外では門外不出という由緒と格式を誇るこの神楽が
みんぱくで演じられたのは、この神楽のメンバーのお一人が
東日本大震災で被災した権現様を拾い集め、
元に戻すため「権現様のレスキュー」作業をされていたことがきっかけだそうです。
そんな権現様の複元に関わられたのがここ、みんぱくの先生方ということでした。
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会場には、ほぼ元の形に治された権現様が一体ガラスケースの中におさめられていました。
ひび割れた姿がこの震災の被害の大きさを伝えています。
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釜石の神楽も五体の頭が流され、二体いまだ行方不明とのこと。
神楽衆のメンバーも被害に遭い、お二人が亡くなられ、
関西にお越しのみなさんも現在、仮設にお住まいということでした。

そもそもは門外不出のこの神楽が関西でみられるのはおそらく最初で最後でしょうということでした。
そんな神楽がみられた私を含め、当日のお客様はラッキーでした。

独特のリズム(虎舞にも似ています)に乗って
跳びはねる獅子舞の姿に釜石の海を想いました。


コメント(2) 
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コメント 2

まるたろう

門外不出の神楽、関西でこのように行なわれていたのですね。
こういうものは、なかなか見る機会も無いので、時間がある時に
見に行きたいものです。
by まるたろう (2012-12-03 07:46) 

ゆきねこ

まるたろうさま いつもありがとうございます。
本当に今回この神楽がみられたことはラッキーでした!
by ゆきねこ (2012-12-03 17:53) 

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