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岩手県生産者交流会ツアー カレーなる賢治メニューで交流会 [岩手のおいしいもの]

4月10日 山田町から北上して宮古に到着。
訪問したのは有限会社とりもとさん http://ihatove.org/torimoto.html
ありがとうございました。

とりもとさんの、カレー専門店「カリー亭」
  http://www.yotuba.gr.jp/seisansya/torimoto.html
  http://www.yell-nippon.net/interview01/
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岩手県産の食材と無添加にこだわったレトルトカレー作りをされています。
お店では、カレーバイキングなどもあるようで、食べてみたい・・・。
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代表の小幡勉さん
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「おそらく日本で一番狭いカレー工場じゃないかなあ」と製造現場を見学させていただきました。
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製造場所が手狭になったという事で現在近くに工場を建てておられるそうです。

そのあと移動して、カリー亭とともに小幡さんが経営されている
焼き鳥居酒屋「鳥もと」で交流会。
  http://ihatove.org/torimoto.html
  http://sanriku.keizai.biz/headline/515/
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奥様は、ワインソムリエでチーズシュバリエ。
いつか奥様からワインとチーズのお話を伺ったり味わったりという機会がありますように!

さて、
今回のツアーでは「宮沢賢治の作品を楽しむメニュー」を味わう、というおたのしみつき。
それがこの鳥もとさんでこれから始まる交流会で繰り広げられることになるのです。

実はツアー開催の2カ月前、
大阪にお越しになるという小幡さんと初めてお会いし賢治メニューの相談をしました。
私がメニューの提案をして、お料理は小幡さんの方で作っていただくということになったのですが、
提案やプロデュースというにはお恥ずかしいくらい
「小幡さん、こんなものがたべたいなあ~」という私からのわがままを、
小幡さんが丁寧に(そしてがまん強く!?)かなえてくださったという感じです。
改めまして小幡さんありがとうございました!

今回の賢治メニューのテーマは
≪賢治世界を楽しむ 「銀河鉄道の夜」三陸メニュー≫
 ちょうどこのツアーの前週に三陸鉄道が全線開通し、
 今週末からは、毎週土日に釜石線(花巻~釜石間)をSL銀河が走るので(乗りたい!)
 https://www.jr-morioka.com/sl/about.html
 ならば、今回は『銀河鉄道の夜』をたべましょう。

まずは、
「賢治の電気葡萄酒」
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 昭和6年、賢治さんが、新宿で焼き鳥屋をはじめる詩人・草野心平に送ったと言われるレシピ。
 黒豆の煮汁に、クエン酸、酒石酸、蜂蜜、砂糖、葡萄フレーバーでつくります。
 参加者の方お一人に味の変化を試していただきながら
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 お二人の方に、「製造」していただきました。
 できあがりはノンアルコールです。みんなで乾杯しました。
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さて、これからどんなお料理が登場するのでしょう。
小幡さんとスタッフの方が腕をふるってくださったお料理の数々は
本当に私にとっても夢のような、あえて賢治風にいえば
「こんなことは実にまれです」なイーハトーブの晩餐会となりました。

・・・・交流会のはじまる前に小幡さんの厨房を訪ねると、
「ほら、これ見て、これこれ」
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これはもしかしてプリオシン海岸??? 地層を作っているところ。

「これは北十字」 と北十字を掘る小幡さん。
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岸辺には胡桃も落ちています。
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振り返れば、眼鏡は掛けていないけれど
小幡さんは「目をきらっとさせ」て、プリオシン海岸の大学士みたいになっています。
  「君たちは参観かね。」
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  「・・・ここは百二十万年前、第三紀のあとのころは海岸でね、
   ・・・このけものかね、・・・ボスといってね、いまの牛の先祖で、昔はたくさん居たさ」

そうして参加者の方のおひとりが
ツルハシならぬ、銀のトンカチをふりあげて「発掘」作業をしてくださいました。
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プリオシンの地層からでてきたのは、牛ならぬ
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龍泉洞の黒豚です。
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メニュー名は
「黒豚プリオシン海岸焼き クルミソースを添えて」
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 白鳥の停車場で降りたジョバンニとカムパネルラは、プリオシン海岸へ出かけます。
 そこは百二十万年前の地層でできた海岸で、水晶できた砂つぶや、くるみの化石を見つけました。
 そんな砂浜の印象を、塩釜焼きにして作ってくださいました。
 使った塩は10キロ!


しばらくすると、厨房から、小幡<大学士>さんに呼ばれました。
「ちょっと見に来て」
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緑のカレーはほうれんそう
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黄色のカレーはスパイシー
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あとひとつはお楽しみ!
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そうしてあらわれたのは
「賢治の星空カレー と 石炭袋のごはん」
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 銀河鉄道の走る銀河は、野原や、畑があり、リンゴや野茨のいい香りがしたり、輝いていたり、
 いろんなものが美しく混じり合う混沌とした場所です。
 そしていろんな材料と数種のスパイスでできたカレーも、複雑で、混沌で、おいしい。
 とりもとさんのカレーもたべてみたい。
 それらの要望に応え、登場のカレーは、ほうれん草カレーと、黄色のカレー
 それから三陸なんだからと、牡蠣の「ミルキーウェイ」」。
 3種のカレーはそれぞれに味や香りが異なって、それでもひとつだけ抜きんでることもなく調和して
 まさしく宇宙のようです。
 カレーの銀河のそばには、真っ暗な石炭袋の銀河の孔。イカスミと雑穀のごはんで表現しています。

2月にお会いして以来、小幡さんは「銀河鉄道の夜」をずいぶん読みこまれたのではないかしら、
ということが、お料理から伝わってきました。ありがとうございました。
ハイカラで洒落た、宮古でのあたたいおもてなし、賢治さんにもたべてもらいたい!

賢治メニューのほかにも交流会ではおいしいものがたくさん登場しました。
明日、見学にお伺いする島香さんからの海の幸
キンキ この高級魚を一人1匹ずついただきました。なんて豪華な!
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身が煮崩れないように低温調理で煮込んであります。
煮汁は塩のみの水煮。新鮮な良い魚でないと味わえない逸品です。
身がやわらかく、魚の旨味を楽しめました。

帆立の刺身はプリプリコリコリで、これも海の町だから味わえるもの。
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鳥もとさんのやきとりはどれもジューシー
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このほかにあと2種類の焼き鳥が出てきました(すみません~写真なし)

ムール貝
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そのほかお料理はいろいろ・・・とめどなく、食べて呑んでしゃべって笑っておりました。
まさに幸福、口腹。
このひととき自体もかけがえのないごちそうです。
みなさん~楽しかったですね!

あらためまして、小幡さん、スタッフのみなさん 島香さん
岩手の美味しいものいっぱいをありがとうございました。
ごちうそうさまでした。

そうして2日目の夜は更けていきました。
今日1日がまるで1週間くらいのボリュームで頭の中もぐるぐるしていますが、
明日の朝は7時出発。がんばろう。
宮古漁港にでかけます。

・・・つづく・・・





 


コメント(8) 
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コメント 8

なおたろう

鳥もとさんのやきとりをいただきに行く旅をしたい気分になりました。
それにしてもすてきなこと満載な旅でしたね♪ さすがです!
by なおたろう (2014-04-23 23:47) 

まるたろう

この日も、中身の濃い内容でしたね。
もちろん、読み応えもありました。
by まるたろう (2014-04-24 07:58) 

makimaki

訪問しました
by makimaki (2014-04-24 15:47) 

ゆきねこ

なおたろうさま ありがとうございます
旅の報告をたのしんでいただけてうれしいです♪
鳥もとさんのやきとりは本当においしかったですよー。
チーズやワインも味わえますので、
なおたろうさんもいつかお出かけくださいね!
by ゆきねこ (2014-04-24 17:56) 

ゆきねこ

まるたろうさま ありがとうございます
本当に中身の濃い旅だったので、
2日目の報告は6回になってしまいました(笑)。
次回からは最終日となります。
引き続きよろしくお願いします。
by ゆきねこ (2014-04-24 17:58) 

ゆきねこ

makimakiさま ありがとうございます
2日目の報告が(やっと!?)終わりました。
あと数回ありますが、どうぞよろしくお願いします。
by ゆきねこ (2014-04-24 18:00) 

兎座

おいしそー!そしてこのあいだもらったワカメもおいしかったよー。
by 兎座 (2014-04-26 18:11) 

ゆきねこ

兎座さま ありがとうございます
おいしかったのよー♪
改めて幸せな時間に感謝でした。
ワカメを早速味わってくれてありがとう!
by ゆきねこ (2014-04-27 19:13) 

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